Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

20200621 シューズ換装後スカル乗艇

 10時20分、三菱艇庫から自宅へ帰る準備中の愛車CG号。

毎週日曜日は荒川でスカル乗艇しており、6/21(日)も荒川で乗艇した。
前回平日・戸田でのスカル乗艇では、自宅から戸田までバイクで往復した。

今回も雨が降らなかったのでバイクで行くことにした。(雨ならマイカー)
前夜、ネットで天気予報を確認したところ、何とか雨は降らない予想だったが、念のため雨合羽の上下を荷物カゴに入れておいた。
案の定、戸田に近づくにつれて雲行きが怪しくなり、井荻トンネルにの先当たりから雨が降り出した。幸い、カッパを持ってきていたので直ぐに着ることができた。(何事も事前準備が肝要)

戸田までのルートは、これまで、環8は井荻トンネルまでとし、その先は笹目通り・笹目橋廻りで行っていた。
今回、Googleナビの指し示す最適ルートの環8ー井荻トンネルー環8→志村坂下交差点ー国道17号(中山道)のルートで行ってみた。
井荻トンネル先の練馬トンネル(2006年完成)も非常に良く整備されていて、信号・交差点無しの立体交差が多く、こちらの方が5分ほど早く着くことが分った。
距離的にも練馬トンネル・志村坂下経由の方が笹目通り経由より1kmほど短縮出来た。

今回は、自宅から三菱艇庫まで、小型バイクの一般道路ので、1時間38分だった。(日曜日、自宅発:5時01分→三菱艇庫着:6時39分。途中、カッパを着る為のロスタイム約2分を含む)

乗艇前に2件の準備作業:

以下の通り、今日は漕ぎ出す前に2つ作業を行った。

  1. Goproカメラを船尾カンバスに取付け:自分の漕ぎを船尾から撮影するため。
  2. Rowingシューズの換装:現在使っているスカル艇”つばめ”のシューズは9年経ってボロボロになってきた。そこで会社ボート部に相談して新しいシューズと交換した。前の靴(EURO 43: 実質28cm以上)が大きすぎたので1サイズ小さい靴(EURO 42: 実質27.5cm程度)にした。

荒川での乗艇:

上記作業を終えて、三菱艇庫を出たのが7時半頃。
荒川へ行き、いつものメニューで秋が瀬往復した。
気温は20℃程度、雲があり日差しがないので、涼しいコンディションだった。
風は北北東2m程度。潮流は、大潮の下げ潮。 という事で、岸蹴り場から笹目橋の間は、風と流れが喧嘩して少し水面がチャプチャプしていた。

靴を換装したので、足が良くホールドされて漕ぎやすくなった。
また、船尾に取付けたGoproカメラで自分の動画も撮れた。

バイクで一般道路を走り、戸田まで往復して、荒川でスカル乗艇するパターンが確立したので、今後、雨の降らない天気の日を狙って、週2回程度は荒川でスカル乗艇しようと思う。

撮影した写真と動画を添付する。

<写真>
 7時05分、Goproカメラを船尾カンバスに取り付け(両面テープ(非常に強い接着力)式マウントをカンバスに貼り付けた)
 7時10分、古いシューズをストレッチャーユニットごと取り外し。右側は新しいシューズ(サイズ42)
 7時14分、靴交換後のヒール高さの変化を確認したいので、右足のみ先ず換装。写真でもわかる通り、デプスが1cm浅くなった。因みに古い靴のサイズは43、新しい靴は42。
 7時25分、靴換装後、ストレッチャーユニットを艇に取り付け。靴が小さくなりHeel Depthが1㎝浅くなった分、プレート取付穴を1穴分下げて取り付けた。(これでHeel Depthはこれまでと同じ)
 7時32分、三菱艇庫から荒川に出発。(Gopro取り付けとシューズ交換で25分程度余計に掛かった)
 9時00分、秋が瀬到着。
 9時37分、揚艇
 9時50分、三菱艇庫帰着。(荒川乗艇の時間は三菱艇庫発から三菱艇庫帰着までの総時間で2時間18分)
 10時20分、三菱艇庫から自宅へ帰る準備中の愛車CG号。

<動画>

20200621 1X@荒川 W Up
https://youtu.be/joH0p5yyDKY

20200621 1X@荒川 B1 UT (秋が瀬→大曲)
https://youtu.be/IAsEthNQUT8

20200621 1X@荒川 B6 RP 3+10本 x 6
https://youtu.be/vyNLIICIxo4

20200621 1X@荒川 陸送(荒川→戸田コース)
https://youtu.be/WTGOzOadQGE

以上

6月18日、早起きしてバイクで戸田へ

 8時30分@秋が瀬

6月に入って先週末までに4回乗艇練習した。 鶴見川で2回と荒川で2回。
確りと良い練習をするには、勝手知ったる水域の荒川と自分に合った良い艇・オールで漕げる三菱艇庫拠点の方が良い。

これまで平日2回鶴見川で漕いだのは、バイクで45㎞、1時間半程度と戸田より近いためだ。
しかし、先週は道路が事故渋滞したため、往路は1時間45分もかかった。
本当は、道路の空いている早朝に移動したいだが、鶴見川艇庫が開くのが9時なので、そうも行かない。
一方で三菱艇庫は早朝6時から艇庫が開くので、道路の空いている早朝に移動すればバイクで2時間弱で行けそうだ。但し、平塚の自宅から戸田までは走行距離70km以上と遠い。バイクのメーター距離でいうと75km。(バイクのメーターは実距離より4%~5%長めに表示される)

ということで、4時20分に起床。5時に家を出発して戸田までバイクで行った。
行程の半分は国道246号だが、5時台の246は空いていて信号も少ないため、あたかも自動車専用道路の様なスピードで巡航できた。(246は一般道路。念のため)
戸田の三菱艇庫に到着したのは6時47分。即ち、バイクで1時間50分弱で行けた。距離は75㎞(メーター読み)。往復150㎞だが、バイクの燃費はリッター50km以上走るので、往復でガソリン消費量は3リッター。ガソリン代は400円以下。(エンジンオイル交換のコストを加味しても400円程度。)
運転は大変ではあるが、バイクで何とか往復できることが確認できた。

さて、戸田往復の目的は荒川でのスカル乗艇。
今回は、荒川土手を7時半岸に蹴り、9時20分揚艇だった。

天気は曇り。
日差しが無く、気温も22度~24度程度と比較的涼しく漕ぐ事ができた。
また、このところ風の強い日が多いが、今回は風速2m以下と穏やかで、水面はフラットで漕ぎやすかった。

乗艇後、また、バイクで家に帰ったが、さすがに昼間の環八は混雑していて2時間15分ほど掛かった。それでも所用時間はJR利用とほぼ同じ。

以上の通り、戸田でのスカル乗艇は、これまでの日曜日AMに加えて、平日AMも週1回程度行おうと思う。
但し、平日はバイク往復を考えているので、雨が降らない天気の良い日が前提となる。

PS:
大山登山で脚力が鍛えられている実感があるので、今後も週1回の大山登山トレーニングは継続しようと思う。

<写真>
 7時23分、三菱艇庫出発
 7時34分、荒川で岸蹴り。水位=1.01mAP@笹目
 8時17分、大曲上流にて。Good Condition!
 8時30分、秋が瀬到着。水位=0.74mAP@笹目
8時31分、秋が瀬にて自撮り
 9時22分、着岸。水位=0.55mAP@笹目
 9時23分、自撮り@荒川土手。
 三菱重工ボート部のつばめ号(設計体重57kg~70kg)
9時25分、艇を担いで土手越えへ。


<動画>
20200618 1X乗艇@荒川:三菱艇庫→荒川岸蹴りまで
https://youtu.be/T1zcX1NbalI

20200618 1X乗艇@荒川:W Up
https://youtu.be/UsOFDPNpzwA

20200618 1X乗艇@荒川:B1 UT(秋が瀬→大曲)
https://youtu.be/UWS_asNAERM

20200618 1X乗艇@荒川:B6 Race Pace 10本 x 6sets
https://youtu.be/GBOZgmyYiT0

以上

大山登山(ヤビツ峠起点)

 山頂到着。
今日はERGOトレーニングンの日だったが、天気予報では気温が上がり暑いとの予報。
室温は30℃を越えそうで、ERGOトレーニングには不向きな天候だ。
そこで、今日はERGOトレーニングの代わりに大山登山した。

大山登山のルートは3経路ほどある。

今回は、登坂時間の最も短い上記ルート3のヤビツ峠起点のルートで登山した。

ヤビツ峠の標高は約750m、そして大山山頂の標高は約1250m。(ヤビツ峠まではバイク(CG号)で)
従い、標高差500mの登山です。距離は約2.4km。

大山山頂への登山経験は、過去2回。
初回は高校生の時:上りはルート1(だったかな?)、下りはルート2
2回目は結婚前、婚約者(今の妻)と御来光仰ぎ:上り、下りともにルート1
ということで、これまで経験のないルート3を選んだ。

大山は観光登山の名所なので、登山装備は普段着で良いとは思ったが、出来る限りの準備はした。

即ち:

  1. 靴は手持ちのシューズの中で、靴裏のグリップ力が確りしたものを選択。ヤビツ峠でバイクシューズから履き替え
  2. 上着:半袖Tシャツは転倒時に怪我をしやすいこと、また、山は虫に刺されるリスクがあるので、長そでのアンダーウェアを着用。また、日陰では風が吹くと冷える事もあるので、薄手の上着を一枚着用。暑くなったら脱いで体温調整。
  3. 飲み物:上りと山頂での昼食様に500ccのペットボトル1本。また、ヤビツ峠帰着時の水分補給用に別途500ccをバイクに保管。
  4. 山頂での昼食:サンドイッチ、おにぎり、バナナを各1個
  5. 帽子と手ぬぐい
  6. 上記を入れるための小さなリュックサック。尚、貴重品類を入れたウェストバッグもリュックに入れて背負った。
  7. バイクのリヤキャリアに荷物籠を載せ、登山用品や食料、登山用シューズなどを運搬。ヤビツ峠到着時に着替えた後、バイク用ヘルメットなど防具一式はこの籠に入れてバイクに載せておいた。

今日は下界では30℃近くまで気温が上がり暑くなったが、大山登山中は林間の日陰を歩いたこともあり、蒸し暑さは一切感じず、気持ちよく登山できた。

大山登山ルートは観光登山ルートとして良く整備されているが、やはり途中にはクサリ場が1か所あったり、石ころがゴロゴロ転がっている場所があったりした。特に下山時には足を滑らせやすいので、確りグリップ力のシューズを持参してきて正解だったと思った。

今回は、自宅を9時に出発。途中、コンビニでサンドイッチとおにぎりを購入し、ヤビツ峠に10時前に到着。
ヤビツ峠で着替えやトイレを済ませ、10時過ぎに出発。
上りは、急がず確実に1歩1歩上った。
途中、大山山頂登山を済ませて、下山してくる方々とすれ違った。殆どの方は年齢60歳代後半から70歳代半ばという感じ。また、夫婦で登山という方が多かった。
1時間10分で山頂に到着。
山頂で、持参した昼食を食べ、20分ほど滞在した後に下山へ。(今日は山頂に雲が掛かり、下界の景色を見渡す事は出来なかった)

慣れない登山だったこともあり、往路で脚に疲れが出た様で、下りの方が脚に堪えた。
従い、下りは足を滑らせない様に、ゆっくりと1歩1歩、足場を確認しながらユックリと下山した。
という事で、下りの復路は1時間丁度だった。

ヤビツ峠の駐車場で、バイク運転用に着替えをし、スポーツドリンクを飲んで帰路へ。
尚、往路のヤビツ峠到着時に、駐車場は9割方埋まってたが、13時前の帰路に着くときには、駐車場は6割程度まで減っていた。
どうも皆さん、午前中の早めの時間(8時頃かな?)に車で来て、12時前には帰路に着くというのが多い様だ。

今回の大山登山。大変楽しめた。平日だから人も少なくて良かったのだろう。
近い内に、ルート2(日向地区起点:片道2時間程度))の大山登山もやってみようと思う。

本日の登山の写真を添付:

 10時過ぎ。ヤビツ峠駐車場。バイク用品を籠に入れてバイクに載せた。これから登山開始。
 バス停から上ったところ。ここから山頂まで2.3㎞
 最初の方は、尾根伝い女坂
 ヤマボウシの花が満開
 途中、1か所だけクサリ場があった。
 ヤマツツジの花。自然の朱色がほのぼのして良い。
 石ころがゴロゴロしているところもあった。石で転倒しやすいので気を抜けない。
 11時15分。もうすぐ山頂。銅製の鳥居
 御影石の鳥居。
 石灯篭。
 山頂到着。
 阿夫利神社奥の院
 大山登山の主なルートと歩行時間
 山頂に立派なトイレ。流石観光登山のメッカ
 リュックの中身を出して昼食
 登山に使用したMoonStarのスニーカー
 ソールはこんな感じ。良くグリップ効いた。
 昼食した場所。
 昼食を終え、下山開始。大半の方々はここのベンチで昼食を食べていた。
 下山は、脚に来たが、心肺系の負荷は小さく、体が少し冷えたので、上着を着た。
 ヤビツ峠駐車場に止めたCG号。復路のバイク用防具を籠から出し、着替え準備。赤い籠は確り強度があるので、ひっくり返すと簡易ベンチになる。
 黒いのはバイク用シューズ。実は安全靴。クルブシガード様にこれを履いて運転している。

以上

久々の乗艇練習@鶴見川

 鶴見川艇庫をバックに自撮り

新型コロナウィルス対応で、全国各地の漕艇場(艇庫施設)が閉鎖され、乗艇出来ない期間が長らく続いていたが、緊急事態宣言解消により、各地の艇庫施設が徐々に営業再開されている。

横浜市鶴見川漕艇場の艇庫も今日から営業再開となった。
但し、感染リスク低減の為、先ずは一人漕ぎの艇のみの乗艇となる。

早速、1X艇借艇の予約を入れて、今日の午前中、鶴見川で漕いできた。

通常、鶴見川へ行くときは、電車に乗って平塚から鶴見まで移動するが、今はコロナ感染のリスクがあるので、今回はバイク(CG号)で鶴見川まで往復した。

Googleナビで平塚の自宅から鶴見川艇庫まで案内して貰った。
Googleナビは本当に便利だ。ただ、メモリー容量の小さい私のスマホ(3年前に購入。メモリー容量=9GBしかない)だと、走行途中でスマホがフリーズしたり再起動したりして、非常に不安定。これでは危ないので、本日、帰宅後にauショップへ行き、新しいスマホ(メモリー=64GB)を発注した。)
距離にして45㎞弱、1時間45分程度の予想所要時間だったが、道路が渋滞してもバイクは車と路肩の間をスルスルと前に出る事が出来るので、時間が短縮され、1時間25分で艇庫に到着出来た。
但し、初めて走るルートだったこともあり、また、道路が混雑していたことなどもあり、艇庫到着時には既に疲労感(及び達成感)があった。
尚、CG号は、整備の成果もあって運転しやすく助かった。

8時45分には鶴見川艇庫に到着。
艇庫は9時からの営業なので、受付はまだ開いておらず、先に3Fに上がって着替えさせて頂いた。
尚、感染防止対策が確りなされていて、着替えは会議室の広い部屋(窓は全開)で行い、着替え後に荷物を持ってロッカー室に入り、ロッカーに預けて直ぐに1Fに下りる形。

1Fに下りると受付が開いていた。
借艇の手続きを済ませると、鶴見川艇庫の管理をされている岡井さんが来てくれた。
体重重めの私に会う1X艇を教えて頂いた。
デルタ製規格艇のSS4号が丁度良いとの事で、SS4号を借艇。

早速、艇のリギング実施。
私は、リギング調整は丁寧にやらないと気が済まない性分なので、艇の整備に30分程度掛かった。(いつもこのくらいかかる)
艇の整備が終わったところで、次はオールのリギング調整。(普段、他の水域で漕ぐ時には、マイカーにマイオールを積んでゆくので、オールのリギングは不要)
岡井さんの話では、私が日頃使用しているオールと同じ長さに設定してあるという事だったが、計ってみると、全長は288cmと長く、またインボードは83cmと超短い設定になっていた。これでは真面に漕げないので、いつものオールのリギング、即ち、全長284.5cm、インボード86cmに調整し直した。
なんだかんだで、結局、45分掛かった。オールの調整までいれると、こんなもんだな。

さて、早速、岸蹴り。

鶴見川は垂直護岸なので、離着岸は船台を利用。
でもこの船台、ポンツーンの縁と水面のギャップが20cm近くあり、シングルスカルの離着岸は少々、難易度が高い。
艇を船台の端に浮かべ、艇を傾けずに乗り込める位置で岸蹴りした。

久々の乗艇でしたが、確りリギングしたので、気持ちよく漕げた。
ただ、このコロナ騒動で乗艇出来なかった2か月半の間に体重が2kgほど軽くなった。この結果、艇が少し浮いてハンドルが高く感じた。
次回、乗艇するときにはハイトを5mmほど下げようと思う。

乗艇の方は、いつも通り、アップでFinishやCatchの技術練習と短漕練習をしたのち、B1 UT漕を行った。
鶴見川は橋の橋脚通過の水路が狭く、また、カーブが少しキツイこともあり、舵手なしのシングルスカル乗艇は後ろを何度も振り返る必要がある。
しかし、今回借艇した艇には大きなバックミラーが両舷に装着されていて、後方の様子をミラーを介してみる事が出来た。

久しぶりの乗艇。
乗艇はERGOとは異なる疲れ方をするので、12km程漕ぐと脚や体感が疲れました。
バイクで1時間半近く運転してきて、その疲れもあったのかも知れない。

いずれにせよ、2か月半ぶりの乗艇練習を堪能できた。

次の乗艇は、6月7日(日)、三菱艇庫に行き、荒川でシングルスカル乗艇する予定。

以下、本日の乗艇の様子を撮影した写真や動画:

 先ずリギング。左の人は岡井さん。
 鶴見川の水上
 借艇したSS4号
 乗艇後、鶴見川をバックに自撮り
 鶴見川艇庫をバックに自撮り

<動画>Goproカメラを首から下げて撮影

20200603 鶴見川1X乗艇:岸蹴り&W UP
https://youtu.be/V4s_X_nn0o0

20200603 鶴見川1X乗艇:W Up & B1 Ut
https://youtu.be/Figy6C4UXLw

以上

CG号、再整備と試運転

 ガスバーナーでシーソーペダルを曲げ加工

今日は予定ではERGOトレーニングの日だったが、暑くなるという天気予報だったので、ERGOを止めて60分Walkをした。
明日は鶴見川シングルスカルを漕ぐ予定。
最後に乗艇したのは3月21日なので、何と2か月半ぶりの乗艇となる。

鶴見川までは、通常はJRで行くが、電車の車中でコロナ感染のリスクがある。そこで、明日はバイクで鶴見川まで行こうと思う。
Googleナビで検索すると2時間程度で行けるようだ。(コロナの影響か、平日通勤時間帯の道路も普段より交通量が少ない模様)

片道距離は45km程度、2時間と長時間のバイク運転なので、上体及び下肢にはプロテクターを装着して行こうと思う。
また、艇のリギング用具や着替え・サンダルなど、荷物が多め。
そこで、大きめの荷物籠をバイクのリアキャリアに載せて行く予定。

ということで、明日の鶴見川往復のバイク運転に備えて、CG号を整備した。
整備内容は昨日行ったチェーン整備の再確認と、シーソーペダル調整の続き。

1.チェーン整備:
昨日はチェーン注油とテンション調整をした。
テンション調整後にセンタースタンドを立ててエンジンをかけ、そしてギアを入れて後輪を回し、チェーン整備の状態を確認した。
その際、エンジンの脈動により車体・チェーン・後輪が大きく揺れる事象が発生することを確認した。
もしかすると、チェーンテンション調整に不具合があって、上記の事象が発生した可能性がある。
そこで、念のため以下の様に再確認した。

  1. チェーンカバーを外し、チェーンとスプロケットに異常がないか確認:異常なし。
  2. チェーンテンションの確認:弛みは上方振幅のみで15mm、上げ下げの合計振幅で25mm程度。異常なし。
  3. 手で後輪を回してスムーズに回転するかの確認:異常なし。
  4. 後輪車軸位置が目盛りで左右同じ位置になっているかの確認。:異常なし。
  5. 最後にエンジンを起動し、アイドリング回転状態で、ギアを1速から5速まで入れて、後輪を回して確認。:4速、5速辺りになるとエンジンの脈動を増幅するような形でチェーンと車体がガタガタと脈動して揺れが発生。試しにアクセルを回して3000rpm辺りまで回転を上げると脈動は無くなり、スムーズに回転した。

<動画>
CG125Fi アイドリング+5速+後輪空転時の振動(脈動)
https://youtu.be/e0p3zZPBinY


ということで、チェーン調整自体には問題はない事を確認した。
一方で、センタースタンドを立ててアイドリング状態での後輪空転時に猿人の脈動により車体に揺れが発生する。
これは、エンジン(単気筒・バランサー無し)の脈動を起振力とした、チェーン及び車体の共振によるものであると考えられる。
実際の運転ではアイドリング回転数(1200~1500rpm)で4速や5速と行ったハイギアで走ることは殆どない。また、タイヤが地面に設置した状態で後輪を空転させることはありえない。
ということで、アイドリングでの後輪空転時の脈動を、心配する必要はないと判断した。

<写真>
 チェーンカバーを取り外し、チェーンを剥き出しに。
 車軸位置を確認:左側車軸位置は目盛り1.2。
 同上、右側の車軸位置は目盛り1.2で、左側と同じ。

2.シーソーペダルの曲げ加工をバーナー加熱で再トライ:
昨日は常温での冷間曲げ加工を試みたが、Frontペダルはアームが長いのである程度曲げる事が出来た。しかし、Rearペダルはアームが短いのでほんの少ししか曲がらなかった。
昨日、曲げ加工後に運転して確認したが、Front側は改善が実感できた。しかし、Rear側の改善は十分ではなかった。
そこで、今日はガスバーナーでペダルアームを加熱し、木槌で叩いて曲げてみた。
この結果、Rear側も曲げる事ができた。
また、Front側も同じくバーナーで加熱して、更にもう少し曲げてみた。
これをエンジンに装着して、シフト操作を確認したところ、Rearペダルのシフトダウンが非常にやりやすくなりました。
また、Front側もシフトアップ時に意識せずとも確り踏み込めるようになった。
これにてシーソーペダルの高さ調整(曲げ加工)は完了。
Good!

<写真>
 ガスバーナーでシーソーペダルを曲げ加工
 加熱曲げ加工によりRearペダルは加工前より1cm程度Up
加熱曲げ加工後のシーソーペダル(完成状態)
 シーソーペダル曲げ加工(加熱曲げ)のBefore & After
 Frontペダル:長さ15.5cm
Rearペダル:長さ14.5cm
シーソーペダルの全長(Front~Rear):29cm


3.日向薬師まで試運転:
CG号の整備を終えて、昼飯までにまだ少し時間があったので、上記整備の成果を確認するため、試運転をした。
この試運転では、明日の鶴見川往復の運転の練習として、上着と下肢のプロテクターのフル装着、及びリアキャリアに明日載せる荷物籠を積んで走った。

リアキャリアに荷物籠を積載しての試運転。

折角走るので、6月1日から公開を再開した日向薬師の宝殿を見学してきた。
日向薬師の宝殿には、本尊の薬師如来の他に四天王、十二神将などの国指定文化財が多数展示されており、有意義な見学が出来ました。

 日向薬師:宝殿の入り口
 宝殿に収蔵された国指定文化財のリスト

また、CG号も大変快調で、特にRearペダルが踏みやすくなった。
これでシフトダウンによるエンジンブレーキ操作がやりやすくなった。

明日は鶴見川でスカル乗艇。楽しみだ。

以上

CG号、雨天につき整備

Frontペダル曲げ加工の Before & After

今日は朝から小雨の降る肌寒い天気で、バイクで遠出するのは止めました。
ということで、午前中はCG号の整備を行いました。

1.シーソーペダルの高さ調整:
CG号(ロータリーシフト式)の納車早々、主にRear側(踵側)の高さを上げる為に、シーソーペダル取付軸のギザギザ一山分(一山=約10度)だけ、ペダルを前傾させました。それでも踵の高さが足りないので踵ペダルの上に12mm厚の板を載せました。
この状態で、昨日まで約3週間運転しました。
先ず、Front側(爪先側)ペダルは少しだけ高さが足りない様で、シフトアップ時踏み込み不十分で3速がキッチリ入らず、ギア抜けする事象が何回か発生しました。従い、少しだけ高さを上げたいところです。
Rearペダルに関しても、踵ソールの薄い靴を履いて運転すると、シフトダウン時に踵でペダルを十分に踏み込めないことがあります。従い、Rearももう少し高くしたいところです。
そこで、今日はシーソーペダルを外して、ペダルの腕を木槌で叩いて曲げ加工をしてみました。腕は13㎝程度の長さがあります。家にある大きな木槌でガンガン叩きました。

Frontは腕が長めなので、何とか少しだけ曲げる事が出来ました。
それでも目標とした1cmアップには届かず、5mm強のアップに留まりました。
Rear側は腕がやや短いこともあり、叩いても目に見えるような曲げには至りませんでした。それでも数ミリアップできた様です。
曲げ加工後、実家まで運転しました。Frontペダルに関しては高さアップの成果が出て、確りと踏み込めるようになりました。これでギア抜けの心配はありません。
Rearに関しても心持ち、高さが上がった感じがあり、ほんの少しだけシフトダウンでふ見込みやすくなりました。
これで暫く様子を見ようと思います。
これでもまだしっくり来ない場合は、ヒートガンで腕を加熱してから曲げ加工してみようと思います。
<シーソーペダル加工の写真>
 シーソーペダルの初期状態。
 ペダル高さのマーキング
 外したシーソーペダル
 曲げ加工に用いた木槌と枕にした角材
Frontペダル曲げ加工の Before & After
 Rearペダル曲げ加工の Before & After


2.チェーンのサイズ・長さ確認と注油:
今回は、チェーンカバーを外して、チェーンのサイズと長さ(リンク数)を確認しました。
先ず、サイズに関しては、チェーンに428Hと刻印されており、428であることを分かりました。(一般的に100cc~125ccの小型バイクには428が使われることが多い様です)
次に、リンク数を数えました。このチェーンには接合部にクリップが採用されているので、このクリップを起点にリンク数を数えました。具体的には10Link毎に油性ペンでマーキングしてゆきました。結果、100Linkであることが確認できました。幸い、CG号にはチェーンカバーがあり、チェーンには殆ど汚れが付着しておらず、油性ペンで簡単にマーキングできました。
チェーンをよく見ましたがシール機構はないので、ノンシールです。(チェーンカバーがあるので、ノンシールで十分ですね)
ノンシールのチェーンは、概ね5000km毎に交換すべきとの事です。
恐らく、1年後辺りに交換することになると思いますが、予備のチェーンとして、428-100L・ノンシールのチェーンを購入しておこうと思います。

チェーンは500km毎に注油するのが基本ということなので、KUREのスーパーチェーンルブを吹き付けました。

最後に、チェーンの弛みをチェックしたところ、23mmでした。一般的にチェーンの弛みは20~25mmなので、これで良いような気がしますが、CG号のオーナーズマニュアルに15mmと記載あるので、15mmに調整しなおしました。

<チェーン整備の写真>
 チェーン整備前
 下側のチェーンカバーを外す
上側のチェーンカバーを外す
 チェーンのサイズは428
 チェーンのリンク数を数えた(100 Link)
仕様はノンシールのスタンダード仕様
 下側カバーの内側。汚れは少ない。
 上側カバーの内側
 チェーンルブを吹きかけて注油


今日の整備は以上

CG号、燃料入れすぎオーバーフローの顛末

2020-05-30(昨日)の午後の出来事:

CG号の燃費は概ね50km/L程度。
燃料タンクコックのON側だと、6Lと少々消費するとガス欠になる。
(燃料タンク容量は8.6Lなので、ガス欠後に燃料コックをリザーブにすれば残りが2L強ある)

ということで、ガス欠する前に、250km走行(約5L消費)毎に、満タン給油することとしている。

今日は750km走行時の満タン給油を実施した。

ガソリンを給油してもらう前、サービスマンに、”給油口内にある円筒の下端まで入れるように”と伝えた。

伝えた通りに、ちゃんとやってくれるだろうと思ったので、給油中に立ち合い確認は省いた。

清算する際に、”5.48L入りました”と申告があった。

あれ、ちょっとガソリン多いなと思いましたが、クレジットカードで精算し、自宅へ。

5L弱だろうと思っていたので、5.5Lは多すぎるなと思った。
”SSの兄ちゃん、頑張って給油口上端のすれすれまで入れたんじゃないかな?”と思った。

自宅に戻ってタンクキャップを外して、ガソリンの液位を確認したところ、やはり給油口すれすれまで目いっぱい入っていた。

キャップを明ける際に、キャップについたガソリンの滴が、給油口の縁の塗装面に垂れてしまったので、ぼろ布で拭こうとぼろ布を取りに行き、拭き取っている時、何やら足元で、ポタポタと液体が滴る音がした。

下に目をやると、何やら液体がコンクリート面に広がって,ガソリン臭がした。

これをみて、直ぐに”これはタンクからオーバーフローしている”と理解。

確か、初期整備で燃料タンクを外した際に、燃料タンクに繋がっているホースが3本あった。一つは燃料コック、一つは燃料噴射装置、そしてもう1本がタンクの上の方に繋がっていた。
恐らく、3本目の燃料タンク上端に繋がっているのが、オーバーフローパイプだろう。

燃料キャップを締めていれば、オーバーフローしないが、キャップを明けると、液位がオーバーフローパイプの上端より上にあれば、オーバーフローすると理解。

このままでは危ないので、直ぐにガソリンスタンドに行き、店長に状況を説明。
店長も心得た様で、直ぐに手動ポンプを使って、満タンの適正液位までガソリンを抜いてくれた。
液位が適正値まで下がると、ガソリンのオーバーフローは止まった。

最初に満タン給油した際の給油量は5.48L。オーバーフローした量は、もはや正確には計測できない。店長は目分量で5Lを超える分がオーバーフロー分と見做してくれた。
清算方法としては、最初の5.48L分のカード清算を取り消し。次に、改めて5.00L分のカード清算を行うという方式だった。

さて、最大関心事は、新車納車時の初期給油以降の走行距離と、ガソリン累計給油量から平均燃費だ。
計算は以下の通り:
現時点での平均燃費=(累計走行距離:755.7km - 初期満タン時の走行距離:8.5km=747.2km) / (今回給油量:5.0L + 前回までの累計給油量:8.94L=13.94L) = @53.60km/L
この1週間は、急な山道の上り下りが多かったので、少し燃費が悪化した様な気がする。
それでもリッター50kmをキープ出来ているので、素晴らしい省エネバイクだ。

今回の燃料入れすぎ・オーバーフローの関連写真を添付する。

 燃料給油時の注意事項を明記したシールがタンクに貼り付けられている。給油口の直下にある円筒パーツの下端が満タンの液位)
 これが満タン時の上限液位レベル。(今回の顛末後、余分なガソリンを抜いたあとの状態。この液位ならガソリンオーバーフローは無かった)
 自宅駐車場にて、燃料タンクのキャップを明けた時に車体したのゴムホースからガソリンが流れ出ていた。
 写真に示す通り、車体下のゴムホースからガソリンが流れ出ていた。

 燃料タンクの上端付近に繋がっているゴムホース。今回このホースから入れすぎたガソリンがオーバーフローした模様。
 燃料タンクを取り外した際、車体側に残った上記のゴムホース
 上記のゴムホースは写真右下の黒い円筒パーツに繋がっている。
 車体の下にあるオーバーフロー用のゴムホース2本。今回は手前の長いホースは上記の黒い円筒に繋がっている。今回はこのホースから燃料が流出していた。

以上