Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

久々の乗艇練習@鶴見川

 鶴見川艇庫をバックに自撮り

新型コロナウィルス対応で、全国各地の漕艇場(艇庫施設)が閉鎖され、乗艇出来ない期間が長らく続いていたが、緊急事態宣言解消により、各地の艇庫施設が徐々に営業再開されている。

横浜市鶴見川漕艇場の艇庫も今日から営業再開となった。
但し、感染リスク低減の為、先ずは一人漕ぎの艇のみの乗艇となる。

早速、1X艇借艇の予約を入れて、今日の午前中、鶴見川で漕いできた。

通常、鶴見川へ行くときは、電車に乗って平塚から鶴見まで移動するが、今はコロナ感染のリスクがあるので、今回はバイク(CG号)で鶴見川まで往復した。

Googleナビで平塚の自宅から鶴見川艇庫まで案内して貰った。
Googleナビは本当に便利だ。ただ、メモリー容量の小さい私のスマホ(3年前に購入。メモリー容量=9GBしかない)だと、走行途中でスマホがフリーズしたり再起動したりして、非常に不安定。これでは危ないので、本日、帰宅後にauショップへ行き、新しいスマホ(メモリー=64GB)を発注した。)
距離にして45㎞弱、1時間45分程度の予想所要時間だったが、道路が渋滞してもバイクは車と路肩の間をスルスルと前に出る事が出来るので、時間が短縮され、1時間25分で艇庫に到着出来た。
但し、初めて走るルートだったこともあり、また、道路が混雑していたことなどもあり、艇庫到着時には既に疲労感(及び達成感)があった。
尚、CG号は、整備の成果もあって運転しやすく助かった。

8時45分には鶴見川艇庫に到着。
艇庫は9時からの営業なので、受付はまだ開いておらず、先に3Fに上がって着替えさせて頂いた。
尚、感染防止対策が確りなされていて、着替えは会議室の広い部屋(窓は全開)で行い、着替え後に荷物を持ってロッカー室に入り、ロッカーに預けて直ぐに1Fに下りる形。

1Fに下りると受付が開いていた。
借艇の手続きを済ませると、鶴見川艇庫の管理をされている岡井さんが来てくれた。
体重重めの私に会う1X艇を教えて頂いた。
デルタ製規格艇のSS4号が丁度良いとの事で、SS4号を借艇。

早速、艇のリギング実施。
私は、リギング調整は丁寧にやらないと気が済まない性分なので、艇の整備に30分程度掛かった。(いつもこのくらいかかる)
艇の整備が終わったところで、次はオールのリギング調整。(普段、他の水域で漕ぐ時には、マイカーにマイオールを積んでゆくので、オールのリギングは不要)
岡井さんの話では、私が日頃使用しているオールと同じ長さに設定してあるという事だったが、計ってみると、全長は288cmと長く、またインボードは83cmと超短い設定になっていた。これでは真面に漕げないので、いつものオールのリギング、即ち、全長284.5cm、インボード86cmに調整し直した。
なんだかんだで、結局、45分掛かった。オールの調整までいれると、こんなもんだな。

さて、早速、岸蹴り。

鶴見川は垂直護岸なので、離着岸は船台を利用。
でもこの船台、ポンツーンの縁と水面のギャップが20cm近くあり、シングルスカルの離着岸は少々、難易度が高い。
艇を船台の端に浮かべ、艇を傾けずに乗り込める位置で岸蹴りした。

久々の乗艇でしたが、確りリギングしたので、気持ちよく漕げた。
ただ、このコロナ騒動で乗艇出来なかった2か月半の間に体重が2kgほど軽くなった。この結果、艇が少し浮いてハンドルが高く感じた。
次回、乗艇するときにはハイトを5mmほど下げようと思う。

乗艇の方は、いつも通り、アップでFinishやCatchの技術練習と短漕練習をしたのち、B1 UT漕を行った。
鶴見川は橋の橋脚通過の水路が狭く、また、カーブが少しキツイこともあり、舵手なしのシングルスカル乗艇は後ろを何度も振り返る必要がある。
しかし、今回借艇した艇には大きなバックミラーが両舷に装着されていて、後方の様子をミラーを介してみる事が出来た。

久しぶりの乗艇。
乗艇はERGOとは異なる疲れ方をするので、12km程漕ぐと脚や体感が疲れました。
バイクで1時間半近く運転してきて、その疲れもあったのかも知れない。

いずれにせよ、2か月半ぶりの乗艇練習を堪能できた。

次の乗艇は、6月7日(日)、三菱艇庫に行き、荒川でシングルスカル乗艇する予定。

以下、本日の乗艇の様子を撮影した写真や動画:

 先ずリギング。左の人は岡井さん。
 鶴見川の水上
 借艇したSS4号
 乗艇後、鶴見川をバックに自撮り
 鶴見川艇庫をバックに自撮り

<動画>Goproカメラを首から下げて撮影

20200603 鶴見川1X乗艇:岸蹴り&W UP
https://youtu.be/V4s_X_nn0o0

20200603 鶴見川1X乗艇:W Up & B1 Ut
https://youtu.be/Figy6C4UXLw

以上

CG号、再整備と試運転

 ガスバーナーでシーソーペダルを曲げ加工

今日は予定ではERGOトレーニングの日だったが、暑くなるという天気予報だったので、ERGOを止めて60分Walkをした。
明日は鶴見川シングルスカルを漕ぐ予定。
最後に乗艇したのは3月21日なので、何と2か月半ぶりの乗艇となる。

鶴見川までは、通常はJRで行くが、電車の車中でコロナ感染のリスクがある。そこで、明日はバイクで鶴見川まで行こうと思う。
Googleナビで検索すると2時間程度で行けるようだ。(コロナの影響か、平日通勤時間帯の道路も普段より交通量が少ない模様)

片道距離は45km程度、2時間と長時間のバイク運転なので、上体及び下肢にはプロテクターを装着して行こうと思う。
また、艇のリギング用具や着替え・サンダルなど、荷物が多め。
そこで、大きめの荷物籠をバイクのリアキャリアに載せて行く予定。

ということで、明日の鶴見川往復のバイク運転に備えて、CG号を整備した。
整備内容は昨日行ったチェーン整備の再確認と、シーソーペダル調整の続き。

1.チェーン整備:
昨日はチェーン注油とテンション調整をした。
テンション調整後にセンタースタンドを立ててエンジンをかけ、そしてギアを入れて後輪を回し、チェーン整備の状態を確認した。
その際、エンジンの脈動により車体・チェーン・後輪が大きく揺れる事象が発生することを確認した。
もしかすると、チェーンテンション調整に不具合があって、上記の事象が発生した可能性がある。
そこで、念のため以下の様に再確認した。

  1. チェーンカバーを外し、チェーンとスプロケットに異常がないか確認:異常なし。
  2. チェーンテンションの確認:弛みは上方振幅のみで15mm、上げ下げの合計振幅で25mm程度。異常なし。
  3. 手で後輪を回してスムーズに回転するかの確認:異常なし。
  4. 後輪車軸位置が目盛りで左右同じ位置になっているかの確認。:異常なし。
  5. 最後にエンジンを起動し、アイドリング回転状態で、ギアを1速から5速まで入れて、後輪を回して確認。:4速、5速辺りになるとエンジンの脈動を増幅するような形でチェーンと車体がガタガタと脈動して揺れが発生。試しにアクセルを回して3000rpm辺りまで回転を上げると脈動は無くなり、スムーズに回転した。

<動画>
CG125Fi アイドリング+5速+後輪空転時の振動(脈動)
https://youtu.be/e0p3zZPBinY


ということで、チェーン調整自体には問題はない事を確認した。
一方で、センタースタンドを立ててアイドリング状態での後輪空転時に猿人の脈動により車体に揺れが発生する。
これは、エンジン(単気筒・バランサー無し)の脈動を起振力とした、チェーン及び車体の共振によるものであると考えられる。
実際の運転ではアイドリング回転数(1200~1500rpm)で4速や5速と行ったハイギアで走ることは殆どない。また、タイヤが地面に設置した状態で後輪を空転させることはありえない。
ということで、アイドリングでの後輪空転時の脈動を、心配する必要はないと判断した。

<写真>
 チェーンカバーを取り外し、チェーンを剥き出しに。
 車軸位置を確認:左側車軸位置は目盛り1.2。
 同上、右側の車軸位置は目盛り1.2で、左側と同じ。

2.シーソーペダルの曲げ加工をバーナー加熱で再トライ:
昨日は常温での冷間曲げ加工を試みたが、Frontペダルはアームが長いのである程度曲げる事が出来た。しかし、Rearペダルはアームが短いのでほんの少ししか曲がらなかった。
昨日、曲げ加工後に運転して確認したが、Front側は改善が実感できた。しかし、Rear側の改善は十分ではなかった。
そこで、今日はガスバーナーでペダルアームを加熱し、木槌で叩いて曲げてみた。
この結果、Rear側も曲げる事ができた。
また、Front側も同じくバーナーで加熱して、更にもう少し曲げてみた。
これをエンジンに装着して、シフト操作を確認したところ、Rearペダルのシフトダウンが非常にやりやすくなりました。
また、Front側もシフトアップ時に意識せずとも確り踏み込めるようになった。
これにてシーソーペダルの高さ調整(曲げ加工)は完了。
Good!

<写真>
 ガスバーナーでシーソーペダルを曲げ加工
 加熱曲げ加工によりRearペダルは加工前より1cm程度Up
加熱曲げ加工後のシーソーペダル(完成状態)
 シーソーペダル曲げ加工(加熱曲げ)のBefore & After
 Frontペダル:長さ15.5cm
Rearペダル:長さ14.5cm
シーソーペダルの全長(Front~Rear):29cm


3.日向薬師まで試運転:
CG号の整備を終えて、昼飯までにまだ少し時間があったので、上記整備の成果を確認するため、試運転をした。
この試運転では、明日の鶴見川往復の運転の練習として、上着と下肢のプロテクターのフル装着、及びリアキャリアに明日載せる荷物籠を積んで走った。

リアキャリアに荷物籠を積載しての試運転。

折角走るので、6月1日から公開を再開した日向薬師の宝殿を見学してきた。
日向薬師の宝殿には、本尊の薬師如来の他に四天王、十二神将などの国指定文化財が多数展示されており、有意義な見学が出来ました。

 日向薬師:宝殿の入り口
 宝殿に収蔵された国指定文化財のリスト

また、CG号も大変快調で、特にRearペダルが踏みやすくなった。
これでシフトダウンによるエンジンブレーキ操作がやりやすくなった。

明日は鶴見川でスカル乗艇。楽しみだ。

以上

CG号、雨天につき整備

Frontペダル曲げ加工の Before & After

今日は朝から小雨の降る肌寒い天気で、バイクで遠出するのは止めました。
ということで、午前中はCG号の整備を行いました。

1.シーソーペダルの高さ調整:
CG号(ロータリーシフト式)の納車早々、主にRear側(踵側)の高さを上げる為に、シーソーペダル取付軸のギザギザ一山分(一山=約10度)だけ、ペダルを前傾させました。それでも踵の高さが足りないので踵ペダルの上に12mm厚の板を載せました。
この状態で、昨日まで約3週間運転しました。
先ず、Front側(爪先側)ペダルは少しだけ高さが足りない様で、シフトアップ時踏み込み不十分で3速がキッチリ入らず、ギア抜けする事象が何回か発生しました。従い、少しだけ高さを上げたいところです。
Rearペダルに関しても、踵ソールの薄い靴を履いて運転すると、シフトダウン時に踵でペダルを十分に踏み込めないことがあります。従い、Rearももう少し高くしたいところです。
そこで、今日はシーソーペダルを外して、ペダルの腕を木槌で叩いて曲げ加工をしてみました。腕は13㎝程度の長さがあります。家にある大きな木槌でガンガン叩きました。

Frontは腕が長めなので、何とか少しだけ曲げる事が出来ました。
それでも目標とした1cmアップには届かず、5mm強のアップに留まりました。
Rear側は腕がやや短いこともあり、叩いても目に見えるような曲げには至りませんでした。それでも数ミリアップできた様です。
曲げ加工後、実家まで運転しました。Frontペダルに関しては高さアップの成果が出て、確りと踏み込めるようになりました。これでギア抜けの心配はありません。
Rearに関しても心持ち、高さが上がった感じがあり、ほんの少しだけシフトダウンでふ見込みやすくなりました。
これで暫く様子を見ようと思います。
これでもまだしっくり来ない場合は、ヒートガンで腕を加熱してから曲げ加工してみようと思います。
<シーソーペダル加工の写真>
 シーソーペダルの初期状態。
 ペダル高さのマーキング
 外したシーソーペダル
 曲げ加工に用いた木槌と枕にした角材
Frontペダル曲げ加工の Before & After
 Rearペダル曲げ加工の Before & After


2.チェーンのサイズ・長さ確認と注油:
今回は、チェーンカバーを外して、チェーンのサイズと長さ(リンク数)を確認しました。
先ず、サイズに関しては、チェーンに428Hと刻印されており、428であることを分かりました。(一般的に100cc~125ccの小型バイクには428が使われることが多い様です)
次に、リンク数を数えました。このチェーンには接合部にクリップが採用されているので、このクリップを起点にリンク数を数えました。具体的には10Link毎に油性ペンでマーキングしてゆきました。結果、100Linkであることが確認できました。幸い、CG号にはチェーンカバーがあり、チェーンには殆ど汚れが付着しておらず、油性ペンで簡単にマーキングできました。
チェーンをよく見ましたがシール機構はないので、ノンシールです。(チェーンカバーがあるので、ノンシールで十分ですね)
ノンシールのチェーンは、概ね5000km毎に交換すべきとの事です。
恐らく、1年後辺りに交換することになると思いますが、予備のチェーンとして、428-100L・ノンシールのチェーンを購入しておこうと思います。

チェーンは500km毎に注油するのが基本ということなので、KUREのスーパーチェーンルブを吹き付けました。

最後に、チェーンの弛みをチェックしたところ、23mmでした。一般的にチェーンの弛みは20~25mmなので、これで良いような気がしますが、CG号のオーナーズマニュアルに15mmと記載あるので、15mmに調整しなおしました。

<チェーン整備の写真>
 チェーン整備前
 下側のチェーンカバーを外す
上側のチェーンカバーを外す
 チェーンのサイズは428
 チェーンのリンク数を数えた(100 Link)
仕様はノンシールのスタンダード仕様
 下側カバーの内側。汚れは少ない。
 上側カバーの内側
 チェーンルブを吹きかけて注油


今日の整備は以上

CG号、燃料入れすぎオーバーフローの顛末

2020-05-30(昨日)の午後の出来事:

CG号の燃費は概ね50km/L程度。
燃料タンクコックのON側だと、6Lと少々消費するとガス欠になる。
(燃料タンク容量は8.6Lなので、ガス欠後に燃料コックをリザーブにすれば残りが2L強ある)

ということで、ガス欠する前に、250km走行(約5L消費)毎に、満タン給油することとしている。

今日は750km走行時の満タン給油を実施した。

ガソリンを給油してもらう前、サービスマンに、”給油口内にある円筒の下端まで入れるように”と伝えた。

伝えた通りに、ちゃんとやってくれるだろうと思ったので、給油中に立ち合い確認は省いた。

清算する際に、”5.48L入りました”と申告があった。

あれ、ちょっとガソリン多いなと思いましたが、クレジットカードで精算し、自宅へ。

5L弱だろうと思っていたので、5.5Lは多すぎるなと思った。
”SSの兄ちゃん、頑張って給油口上端のすれすれまで入れたんじゃないかな?”と思った。

自宅に戻ってタンクキャップを外して、ガソリンの液位を確認したところ、やはり給油口すれすれまで目いっぱい入っていた。

キャップを明ける際に、キャップについたガソリンの滴が、給油口の縁の塗装面に垂れてしまったので、ぼろ布で拭こうとぼろ布を取りに行き、拭き取っている時、何やら足元で、ポタポタと液体が滴る音がした。

下に目をやると、何やら液体がコンクリート面に広がって,ガソリン臭がした。

これをみて、直ぐに”これはタンクからオーバーフローしている”と理解。

確か、初期整備で燃料タンクを外した際に、燃料タンクに繋がっているホースが3本あった。一つは燃料コック、一つは燃料噴射装置、そしてもう1本がタンクの上の方に繋がっていた。
恐らく、3本目の燃料タンク上端に繋がっているのが、オーバーフローパイプだろう。

燃料キャップを締めていれば、オーバーフローしないが、キャップを明けると、液位がオーバーフローパイプの上端より上にあれば、オーバーフローすると理解。

このままでは危ないので、直ぐにガソリンスタンドに行き、店長に状況を説明。
店長も心得た様で、直ぐに手動ポンプを使って、満タンの適正液位までガソリンを抜いてくれた。
液位が適正値まで下がると、ガソリンのオーバーフローは止まった。

最初に満タン給油した際の給油量は5.48L。オーバーフローした量は、もはや正確には計測できない。店長は目分量で5Lを超える分がオーバーフロー分と見做してくれた。
清算方法としては、最初の5.48L分のカード清算を取り消し。次に、改めて5.00L分のカード清算を行うという方式だった。

さて、最大関心事は、新車納車時の初期給油以降の走行距離と、ガソリン累計給油量から平均燃費だ。
計算は以下の通り:
現時点での平均燃費=(累計走行距離:755.7km - 初期満タン時の走行距離:8.5km=747.2km) / (今回給油量:5.0L + 前回までの累計給油量:8.94L=13.94L) = @53.60km/L
この1週間は、急な山道の上り下りが多かったので、少し燃費が悪化した様な気がする。
それでもリッター50kmをキープ出来ているので、素晴らしい省エネバイクだ。

今回の燃料入れすぎ・オーバーフローの関連写真を添付する。

 燃料給油時の注意事項を明記したシールがタンクに貼り付けられている。給油口の直下にある円筒パーツの下端が満タンの液位)
 これが満タン時の上限液位レベル。(今回の顛末後、余分なガソリンを抜いたあとの状態。この液位ならガソリンオーバーフローは無かった)
 自宅駐車場にて、燃料タンクのキャップを明けた時に車体したのゴムホースからガソリンが流れ出ていた。
 写真に示す通り、車体下のゴムホースからガソリンが流れ出ていた。

 燃料タンクの上端付近に繋がっているゴムホース。今回このホースから入れすぎたガソリンがオーバーフローした模様。
 燃料タンクを取り外した際、車体側に残った上記のゴムホース
 上記のゴムホースは写真右下の黒い円筒パーツに繋がっている。
 車体の下にあるオーバーフロー用のゴムホース2本。今回は手前の長いホースは上記の黒い円筒に繋がっている。今回はこのホースから燃料が流出していた。

以上

CG号:クラッチワイヤーとチェーンの整備

 

Youtubeでバイク整備の動画を見ていたところ、中国製バイクでクラッチワイヤーが切れて大変な目にあったとか、チェンがどんどん伸びて早々に日本製チェーンに交換などという情報を得た。

ということで、今日は以下の2点を整備した。

1)クラッチワイヤーのへの注油:
今回、クラッチやブレーキワイヤーの注油用として、ワイヤーインジェクターをモノタロウで購入した。500円程度の安いものだ。
早速、クラッチレバーからワイヤーを外して、インジェクターを介してCRC556を注油した。
整備後、心持ち、クラッチ操作が軽くなったような気がする。
ところで、このインジェクター。スプレー式の潤滑油を使うためのもの。今回使用したところ、スプレー注油中に油のミストが少し飛び散った。
ミストが車体に付着するのは困るので、次回の注油時はアウターケーブルにビニールテープを巻いて注油漏斗とし、自転車オイルを重力を使って注油してみようと思う。(結局、インジェクターは、今後は使わなさそうな気がする)

2)チェーンテンション調整:
CG号の適正なチェーン弛みは15mm。CG号にはスーパーカブのようにチェーンカバーでチェーンがフルカバーされている。
幸い、カバーには弛みチェック&注油用の覗き穴がある。
今回は、この覗き穴の蓋を外してチェーンの弛みをチェックした。メジャーで計ったところ、覗き穴の直径は34mmだった。

この覗き穴から弛みをチェックしたところ、20mm程度で、規定値から少し緩んでいた。

チェーンのテンションを調整数するには、車軸を緩める必要がある。使用する工具は22mmと17mmのメガネレンチ。それと車軸位置を調整するボルトナットはM6であり、10mmのボックスドライバーも使用した。

最初、車軸を緩めた状態で、チェーンの弛みを15mmピッタリに調整した。その後、車軸を締め付けると、チェーンの弛みが殆ど無くなりピンピンに張っていた。
原因は:
車軸を緩めると、スイングアームの股が少し開く。一方、締め付けるとスイングアームの股が狭まり、チェーンが少し引っ張られる。
従い、車軸を緩めた状態では、チェーンの弛みは20mm+αの少し緩めにし、車軸を締め付けると丁度15mm程度にする必要がある。(自転車のチェーン調整と同じ)

さて、このCG号のチェーンカバー、見た目は少々不格好。しかし、チェーンに泥、埃、雨水などが付着しないので、チェーンを良い状態に保つ事ができる。加えて、チェーンの作動騒音も軽減されそうで良い。

<写真>
 クラッチレバー:初期状態。
 ワイヤーカバーを外す。
 クラッチワイヤーのクランクケース側
 ケーブルのネジを緩めて、ワイヤーをレバーから外す。
 ワイヤーの先端にある”タイコ”を外す。
 ワイヤーの先端にワイヤーインジェクションを装着。赤く細長いのはCRC556のインジェクションストロー
 CRC556
 チェーンカバーの覗き穴。直径34mmφ
 後輪車軸ボルトと、チェーンテンション調整ボルト・ナット
 覗き穴の中に薄っすらチェーンが見える。チェーンは覗き穴のセンターより少し下に見える。ドライバーで上に上げたところ覗き穴より少し上まで上がった。即ち、弛みは25mm程度だった。
 チェーンテンション調整後。車軸は初期状態より3mm程度後方になった。
 調整後のチェーンの高さ。覗き穴のセンターより少し上。ドライバで上に上げると、覗き穴の上端あたりとなり、規定の15mmになった。

以上

2020-5-23: CG号の燃費と初回オイル交換

 JXTGエネルギー製のUTCバイク用4サイクルオイルS(10W-40)
5月11日に納車された125CCバイクのCG号(CG125Fi)は、順調に慣らし運転が進み、今日は走行距離が500kmとなった。
エンジンオイルの初回交換は、どのくらいの走行距離で行えば良いか、バイク屋さんに確認したところ、500kmで交換するのが良いとのことだった。

まあ、HONDAと名前はついているが、設計・製造共に日本のHONDA社の手は離れた五羊ー本田という中国メーカーとなっていまる。
従い、タイヤがノーブランドの中国メーカー製であるのと同様に、新車時に入っているエンジンオイルもノーブランドの中国製となっているのだろう。
ということで、500kmで、速めに日本製のエンジンオイルに交換した方が良いということと理解しました。

CG号の燃費計算:

このCG号には燃料計がついていない。従って、自分で燃料給油タイミングを見計らう必要がある。
一般的に125CCクラスのマニュアル車の燃費は40km/L以上ということ。
燃料コックのReserve切り替え時の残量が2.6L程度であることは確認済み。従い、満タン(8.6L)から常用燃料コックでのガス欠までの消費量は6Lとなる。
FOC=40km/Lとして、ガス欠前に走行可能な距離は`40km/L * 6L = 240kmとなる。(田舎道を省エネ走行すれば燃費は50km/Lを超える。)
ということで、走行距離メーター(オドメーター)で燃料給油タイミングを管理することとした。即ち、250km毎に満タン給油することにした。

今日は506.8km時に給油した。SSでの給油時には、給油担当のお姉さんに、タンク記載のインストラクション通り、給油口の直ぐ下にある円筒形の液位目安まで入れてもらった。因みに、前回給油時は、私が指示しなかったこともあり、給油口からあふれ出そうなほど目一杯に入れていた。(笑)

前回、燃料を少々入れ過ぎたこともあるが、今回の給油量はたった3.95Lだった。

新車納車時の初回満タン給油時の走行距離が8.5kmだったので、燃費計算上の累計走行距離は506.8km - 8.5km = 498.3kmとなる。

これに対して初回給油を除く累計給油量は、前回給油:4.99L + 今回:3.95L = 8.94L。(これが2020-5-23現在の燃費計算の累計の燃料給油量)

ということで、納車からの累計燃費は、現時点で:498.3km ÷ 8.94L = 55.74km/Lとなった。

CG125Fiは@50km/Lを超えるという話は聞いていたが、@55km/Lとはすばらしい。でも慣らし運転の半分以上は、遠出で稼いだ距離ですので良い燃費が出て当たり前か?

CG号の初回エンジンオイル交換

今回のCG号整備の本題は、エンジンオイルの初回交換。
CG号は125CCの小排気量のエンジンなので、4輪乗用車や大型バイクに比べると常用回転数は4000rpmから6000rpmあたりと相対的に高回転。(因みに60km/Hでのエンジン回転数は5000rpm。)
遠出をしてエンジンが温まると、クランクケース横のステップに置いた足は、エンジンから熱を感じるほどオイルの温度が上がる。
バイク屋のアドバイスや、ネット情報に拠ると、夏場に用いるオイルの粘性は10W-40が良いとのこと。(逆に気温が低い冬場は10W-30のオイルが良い)
という事で、今回は10W-40のオイルを使用した。
エンジンオイルはピンキリで高いものは1Lで1500円位するものもある。
今回購入したオイルはJXTGエネルギー(ENEOSブランドの親会社)製のUTCバイク用4サイクルオイルS(10W-40)。通販:モノタロウで購入できるバイク用エンジンの中では最安値で、税込み660円。
ネットでいろいろ調べたが、このオイルは走行距離2000km以下程度で頻繁に交換するのであれば、十分な性能とのこと。
私がバイクに乗るのは、実家支援の買い物や、父親の入院する病院との往復に利用するのがメインなので、所謂、通勤利用と同じようなものだ。従い、このオイルで十分。

ということで、本日、500km時にオイル交換した。

私は、学生時代に400CCバイクを所有し、その頃からエンジンオイル交換は自分でやっていた。
また、就職後も4輪自家用車:三菱ランサーEXに乗っていた頃は、四輪車のエンジンオイル交換を自分でやっていたこともあり、今回の小型バイクのオイル交換は昔取った杵柄で、簡単に行う事ができた。(漏斗、オイルパン、ドレンプラグ用17mmスパナなどは、元々持っていた)

今回のオイル交換に要した費用は:

  1. エンジンオイル(1L):税込み659円
  2. オイル処理BOX(2.5L用):税込み230円
  3. 厚手ゴム手袋:税込み329円。但し、少なくとも5回ぐらいは繰り返し使えそうなので、1回当たりは66円

以上合計で955円となる。ザックリ言って1000円。

尚、今回の廃油に金属片などの異物が内かどうかをチェックしたが、特に気になる様な異物は確認できなかった。Good!
次回は11月上旬、もしくは2000km走行の何れか早い方にオイル交換しよと思う。

<写真>
 初回給油時の走行距離=508.3km
 JXTGエネルギー製のUTCバイク用4サイクルオイルS(10W-40)
 オイル交換用具:廃油処理ボックス、17mmと22mのメガネスパナ、ゴム手袋、漏斗、タオルなど
 廃油を受けた廃油ボックス
 クランクケース下のオイルドレンボルト
 エンジンオイル給油口
 オイル給油口キャップに取り付けられたレベルゲージ

 バッテリー前に取り付けられたメインヒューズ。仕様=20A、30mm長のガラス管(予備が無かったので、今回手配した)


<動画>

20200523 CG号、500km時の初回エンジンオイル交換
https://youtu.be/fwGaj_R4DcI

20200523 CG号、シート下配線の再チェック
https://youtu.be/HAtPgyGxYg4

以上

2020-05-12 PM: CG125Fi 後輪タイヤの髭剃りと空気圧調整

CG125Fiには中国製のタイヤがついている。
メーカー名:"A SHIN TIRE"と刻印されている。
ネットでA SHIN TIREと検索したが、ヒットしなかった。

前日、新車を受け取った時、後輪にヒゲが密集して生えているのに驚いた。
暫く、走る内にヒゲは取れるだろうと思い、そのままにしていました。

しかし、今日、宮ケ瀬湖まで走って行った際、宮ケ瀬湖手前の上り坂のワインディングロードで、車体をバンクさせたときに後輪が「ズルっと」滑るような感触があった。
車体をバンクさせた時のタイヤグリップが悪いのは、恐らく、この無数のヒゲが原因だろう。
そこで、この無数のヒゲを、無理やりノコギリヤスリを使って剃り落としてみた。

国産の高性能のタイヤならノコギリヤスリなんていう乱暴なことはしない。
しかし、写真を見ればわかる通り、無数のヒゲが生えている。
ニッパーで1本1本切っていたら日が暮れてしまいそうだ。
また、中国製のタイヤはゴムが硬くて良く滑るし、なかなか擦り減らないとう話も聞いた。
そので、一気にノコギリヤスリで削り落とした。

この際に、タイヤ表面の薄皮も削れたので皮むきにもなったと思う。

また、ヒゲ剃り&皮むき作業後に、タイヤの空気圧を計測した。
空気圧は以下の通り:

  1. 前輪: 1.75kg/cm2(26PSi)で、概ねメーカー指定の基準値だった。
  2. 後輪: 2.4kg/cm2(35PSi)だった。メーカー指定の基準値は2人乗車で2.2kg/cm2(33PSi)、1名乗車で2.0kg/cm2(29PSi)。従い、納車時の設定は、かなり基準値をオーバーしていた。私は基本的に2人乗りはしないので、空気を抜いて2.1kg/cm2(31PSi)とした。(体重が80kg弱と、一般的な人より重いので空気圧を1人乗り+αとした)

纏め:
後輪のヒゲ剃り&皮むき、そして空気圧調整により、後輪のグリップはある程度改善したものと思われる。

写真も添付する。

 後輪:初期状態。タイヤの接地面に無数にヒゲが生えていた。
 木工工具のノコギリヤスリでタイヤ接地面を削り、ヒゲ剃りを行った。
 後輪の右半分のヒゲ剃りを完了。
 左半分もヒゲ剃り完了。
 前輪タイヤ
 MADE IN CHINAの刻印
 A SHIN TIREのメーカー名
 ノコギリヤスリと剃り落としたヒゲ
 箒とちり取りで、削りカスを掃き集めた
 作業後の後輪:サイドよりみる
 作業後の後輪:後方よりみる
 タイヤ空気圧基準値とチェーン弛み基準値(チェーンカバーに貼り付けてあった)

PS:
納車直後の初期整備作業はこれで一段落とする。
次は1か月後のエンジンオイル交換と、バイクディーラー(SOX)での1か月点検を予定。
それまでは運転習熟と慣らし運転を続ける予定。

以上