Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

今日は久々に快晴

天気予報通り、今朝は気温が下がり、ERGOにはもってこいのコンディションとなった。
自宅のERGOマシンは、物干し部屋となっている二男(就職して不在)の部屋に置いてあり、雨の日は、洗濯物で一杯になり、ERGOが出来ない。
故に昨日・一昨日は雨でERGOが出来なかった。

ということで、今日は朝から快晴なのでERGOトレーニングを実施。

メニューはB3の30分漕。
目標としたペースは、1'55"~56"/500m, SR22。

一年前に30分漕を実施したときには、序盤にペースを欲張りすぎて途中で断念。翌日、ペースを下げてやり直した。
その時の実績から、SR22で1'55"~56"/500mのペースであれば、苦しまずに実施できることを確認済み。

今日の結果は写真に示すとおり.
計画通り、SR22で1'55"/500mキープして巡航し、ラスト5分からレートを上げてペースアップ。ラスト1分はスパートを入れて終了。
平均は1'54"5/500m, SR22, 7862mだった。
目標のペースをキープして達成感が得られた。

この結果を2000mTTに換算すると:
30:00.0 * (2000m/7862m)^(18/17) = 7:02.5
昨年の2000m記録 6:57.2(出力ベースの負荷率100%)に対する負荷率は 96.3% ( = (7:02.5/6:57.2)^(-3) )

今年度のERGOトレーニング記録は、概ね昨年度と同等若しくは若干改善しているので、12月のMR大会では、今年も7分は切れそうだ。

PS:
今週は、11/26(火曜)にもERGOトレーニングをした。
メニューは以下の写真に示すとおり、B1 UT 60分漕。
11/26 B1 UT 60分漕 14,224m, Ave.2'06.5/500m, SR17+LSp

以上

第14回 Head of the ARA開催

今年も、HOAを開催することが出来た。

参加頂いたクルー及びボランティアスタッフ、そして大会関係者の皆様に感謝。

私は前日のコースブイ設置作業、及び当日ブイ位置最終調整作業、そして選手(M1X(50+))としてレースに参加し、そして優勝することが出来た。

初参加のスカラーによる(1)レース中の他艇との接触・転覆、(2)ゴール前接戦による護岸への乗り上げの2件のトラブルがあったが、それ以外は大きなトラブルもなく、レースを完了できた。

雨天、低温という生憎の天候だった。
しかし、雨が降り続けた結果、荒川が少し増水して流れが少し速まり、折からの北北西の順風もあり、皆さん良いタイムが出せた様だ。私も22'07"という好タイムが出せて満足。

以下、レースに向けた準備も含めて二日間の様子を記す。

レース前日:

朝5時に起きて、マイカーで戸田へ。7時過ぎに戸田に到着。
日ボの長畑強化委員長も既に来ていたので、予定した8時より早く、ブイ設置作業の準備を開始。
河川敷ゲートを上手く開ける事が出来ず、ブイとアンカーのセットを搭載した車両を河川敷に乗り入れることが出来ないトラブルがあった。
車両での運搬を諦め、日ボのモーターボート2艇にブイ・アンカーセットを載せ替え、人力で河川敷に運搬した。
結局、予定通りの8時半からモーターボート2艇で、コースブイの設置作業を行った。
9時頃から雨が降り出した。最初は小ぶりだったが、徐々に雨脚が強まり、作業を終えた10時頃には本降りとなり、すっかり体が冷えてしまった。

写真は、8時半頃の岸蹴り場の様子:

干潮時刻で水位が0.4mAP(@笹目)まで下がり、川底が干上がっていた。
地方から来たクルーが沢山出艇して、荒川は賑わっていた。
だた、朝から小雨が降り、気温10℃以下で非常に寒いコンディションだった。
北西の風が2~3mと、さほど強いわけではないが、上げ潮と風が喧嘩して水面は少しチャプチャプしていた。

昼食後は、設置したブイの設置状況を確認するため、本降りの雨の中をシングルスカルを荒川に出し、HOAコースのトレースを行った。
3か所ほど、ブイが流れて位置がずれていた。ただ、レース前日の午後であり、雨が降って気温が8度未満という悪条件なので、午後に荒川で乗艇練習する選手はいないと判断し、ブイ位置調整はレース当日の午前中に行うこととした。

レース当日の準備

8時半からの代表者会議で、レースルールの概要を参加チームの代表者に説明。

その後、9時半から一時間ほどかけて、コースブイの位置調整し、正規の位置に修正した。
この間、荒川は概ね下げ止まりの時間帯だったが、前日から降り続く本降りの雨の影響で荒川は少し水位が上昇し、いつもより流れが速くなっていた。
風は北北西3~4mと少し強めだったが、川の流れと風向きが同じ方向なので風速の割には水面は比較的穏やかだった。
レースの時間帯は上げ潮だが、川が増水している影響の方が強いので、順流になると予想した。また、風も順風なのでよいタイムが出と予測できた。

レースの様子:

ブイ位置調整を終えた後、艇庫に戻り、早めの昼食を摂った。
艇を担いで岸蹴り場へ行くのは12時15分を予定していたので、2時間ほど時間があった。
昼食後に、レース記録集計のための準備作業を行った。
具体的には棄権したクルーを予め、タイム集計表から除外した。
低温と本降りの雨という悪条件の為か、男女共にシングルスカル一般の部では多くに棄権者が出た。
 ゼッケンとバウナンバープレート。
さて、予定通り12時15分に艇庫を出て荒川へ。
岸蹴り場は、下流側の石段のみを使用していたこともあり、岸蹴り待ちで階段の最上段まで順番待ちの行列が出来ていた。
 この写真は70歳以上M1Xに参加した加藤さんが撮影したもの。12時20分頃はもっと待ち行列が長かった。

行列に加わるのは嫌なので、誰も使っていない上流側の石段へ行き、予定通りの時刻に岸を蹴った。
上流側の石段を使っていなかったのは、水際を指揮するスタッフ要員が不足していたことと、ゴール計時用のテント(雨対策)を設置していたため、上流石段へのアクセスが難しくなっていたため。
私は、ゴールの合間を見て計測要員の前を通過させて頂いた。

スタート地点への回漕は、いつもの乗艇練習と同じW.Upメニューで行った。
荒川は川幅が広いので、特に渋滞することなくスタート地点に向かう事ができた。

棄権クルーが多いので発艇が繰り上がると予想した。
しかし、スタート地点に到着すると、警戒艇スタッフから当初の発艇スカジュールより5分~6分遅れているとのアナウンスあり。
後で聞いたのだが、レース中に秋が瀬鉄橋上流の護岸工事の警戒艇(埼玉県南部漁協の漁船)が下ってきてレースコースに入ってきたため、一旦、レースの発艇を中断し、曳波が治まるまで待ったとのこと。発艇時刻が繰り上がるどころか、遅れていた。

漕ぎやめると体が冷えてしまうので、大曲より上流の水域に上がりW.Upを継続した。
当初の予定より5分程度遅れているということだったので、私の発艇予定時刻であった13時12分+5分=13時17分だろうと予測してアップを継続。

大曲より700m程漕ぎあがると、上流の水域から他の艇が全く見えなくなった。どうも遅れが挽回している模様。
よく考えれば、M1X(一般)の部は10名以上棄権があるので、この分で3分ほど発艇が繰り上がる。
という事で、少し慌ててスタート地点に向かった。
何とか間に合い、丁度一つ前のゼッケン192番の選手の呼び込みが行われていた。
正にジャストインタイムで、発艇擦る事ができた。GPS SpeedCaochのメモリーを見ると、私の発艇は13時14分だった。=当初より2分遅れまで挽回していた。

さて、スタート。
体は温まっていたので、ストレスなく巡航に入った。
今回、50歳以上の強いライバル:パルテ会のOlivier選手が棄権していたので、いつものコーストレースをやっている時のレート21でも優勝できる。しかし、順風・順流という好条件のチャンスなので、確り漕いでタイムを狙った。
ただ、序盤にレートを上げすぎると漕ぎが乱れて艇速が落ちる。そこで序盤はSR24から25の少し低めのレートで漕ぐ事にした。
落ち着いて漕げたので、コース取りも練習通りに上手く行った。
彩湖水門前のカーブを過ぎた辺りで、先行艇の曳波や泡がチラチラ見えてきた。艇差を詰めて15mほどの近距離に前を行く大学生スカラーがチラリと見えた。
艇差が詰まったので抜かれるクルーは岸側に避けることになっているが、どうもレースルールを理解していない模様。或いは、笹目橋までの水路は狭いので逃げ場がなかったのかもしれない。
そのままの位置関係で笹目橋を通過。
笹目を通過した後は、東京側(板橋川)の方へ避けてくれるだろうと期待したが、何と彼は川のセンター側に避け始めた。
笹目水位塔前の赤ブイに近づいてカーブを切った方が距離を短縮できるので、私は右側航行を遵守しつつ、ブイ寄りのコースを進んでいた。それより更にイン側を通っているという事は、彼は赤ブイより逆サイドを通ってペナルティーを食らう可能性があった。実際、補助ブイ(白)にリガーを当てて”ザザ!”とい音を立てていた。
抜くのに邪魔なので、後ろを振り返り”邪魔だ!退け!”とクレームした。
どうも相手もここで火が付いた様で、これ以降、艇差が詰まらなくなった。
赤ブイ通過以降は、1000m以上の長い直線航路となる。
私は直線コース取りの目標を熟知しているので、直線コースを邁進できるが、彼(富山国際大の選手)は荒川のコース取りには長けていないので、徐々に岸寄りのコースにシフトしていった。
リバーステーションを過ぎた辺りで、一旦、彼を抜いた。しかし、27km看板を過ぎた辺りから彼が飛ばし始めて、並漕状態へ。この辺りで彼はレートを上げた様で、私の前に出た。
航路取りが被っていて、彼の泡を掻くような位置関係が暫く続いた。
26㎞の看板(ゴールまで残り400m程度)を過ぎた当りで彼はスパートし、一旦、彼に水を明けられた。
しかし、高圧線(残り200m)をくぐった時に私は最短コースを取るべくS-sideに舵を切った。彼はそのまま東京側の岸方向へ進んだ。彼を抜くチャンスなので、私もスパート。差がグングン縮まった。
結局、彼と私は同時にゴールした。後でゴール計測記録を見たところ、彼と私のゴールは同着と記載されていた。

レース後はタイム集計の作業を行う必要があるので、早めに揚艇したい。
一方で岸蹴り場方向を見ると、ゴールしたシングルスカルが10艇以上数珠繋ぎになっていた。
そこで、誰も使っていない上流側の石段の方へ廻り着岸・揚艇。
ゴール計時スタッフに声を掛けて、計時の邪魔にならないタイミングで彼らの前を通って艇庫へ向かった。
横断歩道を渡って艇庫に戻る道もスカルを担いだ人で混雑していた。
ここを早歩きで艇庫に戻っていたが、不覚にも注意を怠り、自艇の舳先付近の船底を自治会の掲示板の小屋根にぶつけてしまった。
スキンに人差し指大の切り傷(穴)を作ってしまった。残念!

レースの方は上手くできていたのに、レース後に事故を起こしてしまった。(少々気分が凹む)
まあ、傷は浅いし、年内一杯はシングルスカルのレースは無いので、おって修理しようと思う。(当面は、アルミテープで穴を塞げば、乗艇は可能)

レース結果の集計:

艇庫に戻り、急ぎ着替えてレース記録の集計作業へ。今年も東大の学生に集計作業を依頼した。
集計は、以下の要領:
スタートとゴールでは、スプリットタイムをPCにダウンロードできる日ボのPC連動型のストップウォッチを使用。この記録がスタートとゴールのスタッフからメールで送られてくる。
このデータにはレースの艇のゼッケン番号は無い。
上記とは別にゼッケン番号とタイムを手書きしたA4の記録紙が届られる。
今回は雨の中でタイムとゼッケンを手書きするため、耐水コピー用紙を用いた。
東大の学生に依頼したのは、PC連動型ストップウォッチのエクセルデータにゼッケン番号を紐づけして打ち込むこと。
流れ作業に彼らが順応するまで、少々てこずっていたが、1時間ほどで作業完了。
ゼッケン番号とタイムを紐づけしたファイルを私に送ってもらい、私の方で予め準備していたタイム集計フォーム(ゼッケン番号・所属団体・クルー名・種目など)にスタートタイムをゴールタイムをコピペし、タイムを計算する。
この時に、レース中に沈した選手と、ゴール手前で岸に乗り上げた選手の2名がゴールしていないことが判明。大会スタッフに確認し、レース記録からこの2名を除外。
後は公式記録表として体裁を整え、1部印刷して誤記や間違いがない事を確認して、最終版を印刷。
大会関係者に公式記録ファイルをメール配信して作業完了。
概ね2時間の作業。

レース結果詳細はHOAのHPに掲載した。
http://sv82.wadax.ne.jp/~partezrowing-com/ARA/modules/news/article.php?storyid=63

表彰式:

16時半頃にレース結果を印刷したものを表彰式・懇親会の会場である三菱艇庫へ持参。

バタバタしていたので、表彰式の写真を殆ど撮らなかったが、手元にある写真を添付する。
 M8+(50歳以上)優勝の団塊号へ優勝賞品(チャンピオンTシャツ)を授与。

 M8+とW4X+でアベック優勝した立教大学の集合写真。ライトブルーのTシャツが今大会のチャンピオンTシャツです。

 チャンピオンTシャツとゼッケン。

レース結果の評価と2000mレースタイム換算

Head of the ARAの種目別トップタイムを静水換算してみた。
昨日は雨による増水で、荒川はレースの時間帯は(私の分析では)順流0.2m/s程度だった。
因みにレース時間帯の荒川の水温は12℃。(荒川の上流:南畑での水温)長く続いた雨と低い気温により水温が下がっていた。

換算のための条件は以下の通り:

1.HOAのレース距離を私のGPS SpeedCoachの計測距離:5243mとし、平均艇速を算出。
2.レース中の荒川の平均流速を0.2m/sとして、静水換算の艇速を算出。これをベースに静水換算のタイムを計算。
3.2000mレースの艇速、タイムを算出。2000mレース艇速=HOA静水換算艇速*(2000m/5243m)^(1/18)

計算結果は以下の通り。
各種目のトップタイムの静水2000mレース換算のタイムは、今年の公式レース記録と概ね合致する結果となった。
 男子スカラーのトップタイムと静水&2000m換算
 女子スカラーのトップタイムと静水&2000m換算

レース中の写真:

レース中の写真は、HOA HPに掲載予定。
また、日本ボート協会Facebookサイトに、広報委員会の宅島さんが撮影した写真が掲載されている。
これらの中から何枚か写真をダウンロードしたものを添付する。

 笹目通過後下流へ向かうスカルの列

 M1X(シニア)トップの荒川選手
 同上
 LM1X(シニア)トップの武田匡弘選手
 LM1X(U23)トップの柘植選手
 M1X(50+)トップの氏家選手
 同上
 M1X(60+)トップの鴨井選手
 同上
 M1X(70+)トップの加藤選手

 W1X(シニア)トップの米川選手
 同上
 LW1X(シニア)トップの大石選手
 同上
 W1X(U23)トップの米澤選手
 LW1X(U23)トップの角谷選手
 W1X(一般)トップの阿南選手

<レース中に転覆した選手の救助の様子>
今大会はU19の高校生の選考を始めて実施。高校生は荒川での乗艇が不慣れなので、笹目橋通過でトラブルを発生するリスクがあると考え、これまでより警戒艇を2艇追加して万全を期した。
偶々だが、笹目橋上流でシングルスカルの追い越しの際に接触・転覆事故が発生。写真の様な救助作業を行った。
 落水した選手の救助
 転覆した艇の曳航

以上

北北西4m、天気晴朗なれども波高し

今日は少し早起きして戸田へ。
天気予報では、北北西の風が強めで、10時に風速5mになるという予想。
風速5m以上になると1人で荒川の土手を越えて1X艇を運ぶのが危なくなる。
といことで10時になる前に揚艇して土手越えして戻るスケジュールとした。

即ち、以下のスケジュール:

  1. 8時前に艇庫に到着。出艇準備。
  2. 8時半前に岸蹴り。
  3. 大曲までアップやUTで漕ぎあがり、折り返し。
  4. HOAのコーストレース実施。(今回はラフコンでの試漕を兼ねる)
  5. HOAトレースゴール後、直ちに着岸し、土手を越えて艇庫へ帰着。
  6. 戸田コースに出艇し、Cool Down等実施

戸田に着くと、天気予報通り、風速4m程度の北風が吹いていた。
急ぎ着替えて荒川へ。
私より少し早いタイミングでNTTのスカラー軍団が岸を蹴っていった。

岸蹴り時の荒川水位は0.85mAP@笹目で、上から8段目が丁度水没する程度の深さだった。
 8時24分、岸蹴り。

上げ潮と北北西の風が喧嘩して水面は少々チャプチャプしていた。
アップしながら漕ぎあがると、HOAコーストレースをしていると思しき1X艇が4艇ほどゴールへ向けて漕ぎ下って行った。

私と同じタイミングで女子のカヤックが1艇上流に向けて漕ぎあがっていった。
私は1X艇でフィニッシュワークやキャッチワークなどの技術練習をするので、漕ぎ始めて1.5㎞ほどは彼女の方が先に行ったが、フルレンジで漕ぎ始めるとカヤックを抜いた。
どうもカヤックではボートの様な技術練習的なドリルは無いようだ。
アップを終えた後は大曲までB1 UTで漕ぎあがった。

風が強いので水面がチャプチャプして少々漕ぎ難いので、レートを16まで落してバランス重視で漕ぎあがった。
 9時00分、大曲で折り返し。大曲より上流はかなり水面がチャプチャプしていた。

私より500m程下流を漕ぎあがってくる1X艇が見えた。
外観自動車道の500m下流にはカーブがあるが、荒川に不慣れな様で、このカーブを曲がり切れずにアウト側に大きく膨らんでいた。
このタイミングでは、HOAコーストレースで下る艇がいなかったので事故はなかったが、上りの際にも右側航行を遵守してほしい。
他の水域から遠征してきているクルーは、川のコースが頭に入っていないのであれば、10ストロークに1回程度は後ろを振り返って安全確認してほしい。

大曲で折り返したが、水面がかなり波が立っていた。

前述のスカラーが大曲の少し手前で折り返すのが見えた。どうもHOAコーストレースする模様。
カーブを曲がり切れず逆走していたことを、念のため、指摘しておいた。
ブレードを見るに東レの選手だった。

風が強くなって更に荒れるリスクがあるので、逃げる様にしてHOAコーストレースに入った。

今日は上げ潮・逆流と北北西の強めの風が喧嘩して、水面は結構チャプチャプしていた。幸い、順風なので1本1本の水中は軽く、楽に漕ぐ事ができた。

前述の東レスカラーは私より200m程遅れてHOAコーストレースに入ったのが見えた。
更に、その後方500mほどでNTTのスカラーが漕ぎ下っているのが見えた。

今日は、水面が荒れている事、また、上げ潮でタイムが出ないので、無理してレートを上げることはせず、SR22程度でラフコン対応の漕ぎに徹した。

また、社会人スカラーが、どのようなコース取りをするのか、見学しながらHOAコーストレースした。
どうも見ていると、私が纏めたHOAコースガイドや、GOPROで撮影したHOAコーストレース中の乗艇動画を見ていない様に見えた。
特に、笹目橋通過後から1500程度は殆ど直線でコース取りできるのだが、船尾方向の目標物を見ていないようで、かなり遠回りしているように見えた。

お陰で、彼らに抜かれることなくHOAコーストレース終了。
今日の記録は以下の通り:

  1. 距離:5240m
  2. タイム:25'40"
  3. Ave.Pace: 2'27"/500m
  4. レート:Ave.22.8

乗艇中のGOPRO動画(ネックマウントより撮影:船尾方向の景色)

20191120 1X 荒川 B1 UT 笹目水位棟→大曲)荒れた水面:

笹目水位塔から大曲までの主なカーブ要点を抜粋した動画。
笹目より上流1.5kmほどはS字カーブの連続になっている。護岸の地形を記憶し、要所カーブでは後方を振り返りながら安全確認し、且つ、右側航行を遵守しよう。
https://youtu.be/tiToStQxFD8


20191120 1X 荒川 HOAトレース上げ潮+北北西4m=ラフコンディション):

今回は、上げ潮と北北西の強めの風が喧嘩して水面がチャプチャプしていた。
11/23(土)のHOAレース時間帯も上げ潮、且つ、北北西3mの風が予想されている。
今回は北北西の風:4m~5mほどだったので、今回ほどではないが、恐らく水面はフラットではなく、少々チャプチャプするだろう。
https://youtu.be/fEJ0nQaY-o8

<参考>
HOAのホームページに掲載したHOAコーストレース中の動画。(HOA HPにはコースガイドの詳細も掲載している)
http://sv82.wadax.ne.jp/~partezrowing-com/ARA/modules/news/article.php?storyid=61

幸い、帰路の土手越え時の風速は4m以下であり、さほど苦も無く、オールを持ったまま、土手越えすることができた。

今日は風が強まる前に揚艇したので、艇庫に戻ったあと、戸田コースに再出艇した。

 9時46分、Cool Downのため、戸田コースに出艇。
 9時55分、競艇場ゲート付近

 11時05分、帰り際に戸田コースを見た。



今日は荒川とコースの合計で18㎞漕いだ。

以上

Head of the Seta日帰り遠征

昨日、瀬田川で開催されたHead of the Setaに日帰りで遠征してきました。
朝4時半に起きて、6時16分小田原発の新幹線に乗り、瀬田の京大艇庫に到着したのが9時前。
京大のマネージャーに挨拶し、現地で借艇するJASMINE号を艇庫から出してリギング。
J号は東大ボート部の後輩:勝野さんの所有艇。オールも淡青色に塗られたものを借用。
一昨年もHOS出漕の際にお借りしたが、その時の状態のまま置かれていた。
ということで2年間分の埃が船底に積もっていたので、先ずはこれを洗い流した。

リギングは2年前に調整したままなので、そのままでも漕げるが、当時の体重は81kg。現在は2kgほど軽くなって79kg。また、お腹のぜい肉も少し凹んだので、ハイトを少し下げた。また、2年前はリガーススパンが少し小さくて漕ぎ難かったので、今回は3mm広げて158.7cmとした。

 Jasmine号(設計体重75kg、艇重量13.8kgの軽量艇)
 9時33分、リギング調整中

9時40分頃にリギング調整完了。
予定では自転車をお借りして瀬田漕艇クラブまで出漕受付・ゼッケン受け取りに行くことを考えていたが、京大OBの増崎さんは京大マネージャーに取りに行っていただくとの事。そこで私のも一緒に受付して頂くことになった。

という事で、少し時間に余裕が出来たので、リギング確認乗艇を実施。
艇を浮かべてスタート地点までリギングを確認したがら漕ぎあがり、コースの下見。
リギングはバッチリだった。ただ、一つだけ違和感があったのはグリップの太さ。私はCrokerの一番細いピンクのグリップを使用しているが、お借りしたオールは黄色の少し太めのサイズ。やはりオールは自前のを持ってきた方が良い。来年はオールを積んでマイカーで遠征しようと思う。その場合は前日入りとしよう。


 10時34分、リギング確認乗艇後

さて、艇庫前でユッタリしていると京大の女子コーチと女子選手から挨拶頂いた。
女子艇のリギングなどに関して、話を聞きたいという話があったので、レース後に情報交換することとなった。

さて、レース本番に向けて岸蹴り。
W.Upをしながら、本番前にコーストレースをするため、スタート時刻の50分ほど前に岸を蹴った。尚、京大の船台は蹴りだすところの縁が非常に高く、水面から20㎝?程あり、シングルスカルの蹴り出しや着桟の難易度が非常に高く、慣れない私は恐怖を感じた。

まあ、何とか蹴り出し、コースに沿って下流の折り返し地点へ向かった。

HOSは過去に何度も出場しているので、コースを思い出しながらトレースした。
往路の石山カーブはなだらかなカーブが続くので、なかなか船尾の目標が定まらず、最適コース取りの設定が難しい。
京滋バイパス上流のカーブは、カーブがキツイ上に水路が狭いのでなかなか難しいが、護岸の岸寄りを攻めてショートカットするように進めば上手くゆくことを確認した。
京滋バイパスより先は直線コースなので簡単。

折り返し地点を確認して折り返し。
この日は南からの強めの風と川の流れが喧嘩して、水面には風浪が発達してチャプチャプしていた。
復路は京滋バイパス通過後、200m程度まではほぼ直線。その後左へカーブ。この辺りはセンターブイに沿ってカーブしてゆくと最短コースとなる。
その後は、石山寺前の右に曲がるカーブとなる。
一方で、このカーブはイン側が窪んでいるので最短コースを取るには窪んでいるイン側の岸に沿い、直線的なコース取りを擦る事ができる。
この水路での船尾目標となる鉄塔などの目印を確認。
後は、名神高速・新幹線橋の橋脚や唐橋通過のポイントを確認しながらスタートラインに向かった。

日帰りなので、詳細なコーストレースは出来なかったが、過去の記憶も呼び起こしながら、コース取りのイメージを考えた。

さて、スタート。

私の一つ先のスタートは同じ50歳以上の竹内さん。
かれは私より7歳若く、現在、50歳以上の部では圧倒的な強さを持っている。
何かハプニングでも起こらない限り、私が優勝することは難しい。

ということで、過去に安達さんが60歳代の時に出した28'19"を切る事を目標にして漕ぎ出した。
出だしは力まず、スムーズに漕ぐことをイメージして漕いだ。
序盤のレートは25当りを考えていたが、26でスムーズに漕げたので、そのまま行った。
概ね事前のコーストレース通りのコース取りが出来た。
名神自動車道の橋を通過後、石山寺前のカーブをセンターブイに沿って下ってゆくと、一人追い抜いた。
また、コース確認のため後ろを振り返ると私の針路上を同じコース取りで1名のスカラーが漕いでいるのが見えた。距離は10m程度であり、このまま行くと接触する。
レース規則にある通り、追い越す際には速いクルーに有利なコースを譲ることがルールなので、私に抜かれることが分かっている彼は早めにコースを私に譲らねばならないのだが、ルールを理解していないのか、避ける気配がなかった。
そこで後ろを振り返り大きな声で”退け!”と叫んだ。
ここでようやく気付いてくれたようで、避けてくれた。
後はコーストレースのイメージ通りに折り返し地点まで行った。

ここで初めて分かったが、折り返し地点の往路側ゴールは、復路側スタートラインより下流にあることが分かった。
折り返しのゴール時のタイムを頭に入れ、折り返しながら1分間の休憩を取った。この間に少し給水。
1分を過ぎたところで折り返しのスタートに向けて漕ぎ出した。

復路は川の流れ(漕ぎてからみて逆流)と南風が喧嘩して、水面に波が立ってチャプチャプしていた。
京滋バイパスの少し先まで直線コースなので、概ねセンタープイに沿って航行。

そして、ここで以下に記す事故が発生した。

復路、京滋バイパス上流カーブで正面衝突事故


折り返し後の復路、京滋バイパス橋を過ぎ、200mほど過ぎた辺りだったと思うが、後方で”逆走、戻って”という水上スタッフの声が聞こえた。自分自身は右側航行を遵守し、正規コースを航行しているので、問題ないと思っていた。しかし、往路を下ってくるスカラーから、”危ない!”という声も聞こえたので右後方を振り返ると、逆走している高齢スカラーの艇が10m以内で衝突コース上にいるのが見えた。直ぐに漕ぎやめ記憶ではB-side側に艇を傾け、S-sideのオールを空中に上げて回避しようとした。
辛うじて船体の接触やリガーの接触は回避できたが、船体の間隔は2m以内であり、私のS-sideのオールが相手の背中に当たって勢いが吸収されて互いに停止した。
どうやら、相手はインカーブ側を攻める事ができず(或いはカーブだと気づかず?)、センターラインのブイを遥かにオーバーして膨らみ、私の針路上に飛び出してきた模様。
咄嗟に、”何やってんですか!”と相手を非難。
相手のオールが私の体の後ろにあった(当りはしなかった)ので、直ぐにオールを取って相手の艇を横に押し出した。オールが相手の艇に当たらない事を確認して、直ぐに漕ぎ出した。
また、離れ際に”10秒損した!”と捨て台詞を吐いた。

それまで、後続を大きく引き離していたが、この衝突事故の間に、一気に差が詰まっていた。

本日、SpeedCaochのメモリーデータをPCにダウンロードし、衝突時の距離、時間、艇速、レートなどを解析。
衝突直前の巡航速度はは2'20"/500m、レートは26。
衝突して完全ストップし、そこから加速し、元の速度に戻すまでに23.6秒、距離45m掛かった。艇速は3.6m/秒程度なので、衝突しなければ45m進むのに掛かる時間は12.5秒。即ち、この衝突により損した時間は23.6秒-12.5秒=約11秒
という事で、その場で咄嗟に推定したタイムロス:10秒は正しく当たっていた。

事故でタイムをロスしたこともあり、その後は、若干戦闘モードトーンダウンした感は否めない。

まあ、漕ぎながら調子を戻し、コーストレースのイメージを出しながら復路を進めた。
途中、唐橋の袂から”氏家さん頑張って”という女性の応援が聞こえた。
一眼レフのカメラを構えていたので、それは東レボート部OGの八木さんであることは直ぐに分かった。
若干、気分が良くなり、ゴールまでレートを上げて漕ぎあがった。

ゴール後、ゴールのスタッフに、復路での事故の状況を報告し、揚艇した。

八木さんが撮影した写真をダウンロード(復路:唐橋手前)

50歳代の優勝;竹内さん
 同上

 50歳代2位の私 (リリース)
 ハンズアウェー
 FWDスライド開始
 FWD中盤のグライディング
 FWD後半
 同上
 Entry直前
 Entry
Catch
Leg Drive
Driveミドル
Leg Drive完了、腕引き開始

 13時02分、レース後。
 同上

揚艇し、艇を片付けると、地元の吉田さんが京大艇庫まで来てくれた。
アドリアで瀬田川の川面を見ながら、一緒に昼食を食べながら雑談。

昼食後、14時から京大の女子選手と談話しながら、1時間半ほど交流をした。
話した内容は以下の通り:

  1. ERGOトレーニングのメニュー
  2. ERGO記録の体重換算と乗艇タイムへの換算
  3. 女子選手の体格に応じたリギング数値
  4. スカル漕ぎでの左右ハイト差について
  5. 一流選手の漕ぎ
  6. 乗艇のウォームアップメニュー(技術練習)

京大も女子選手の人数が増えている模様。
また、高校でボート経験者が入っており、リギングに関する知識がある程度頭に入っている点に関しては感心させられた。

最後にHOSの表彰式。
上記の女子選手に自転車を借りて、瀬田漕艇クラブまで足を運び。表彰式に参加した。
以下、表彰式の様子。

表彰式でレース結果の記録を写真に撮った。
 マスターズ部門のレース記録。私の記録は29分06秒。復路で衝突事故あり10秒タイム悪化したので、実質は28分56秒辺り。でも優勝の竹内さんの27分22秒とは1分半の差あり。完敗。しかし、来年は60歳以上なので優勝出来そう。(^_^)

 16時46分、HOS表書式:50歳以上優勝の竹内さん
 60歳以上優勝の鴨井さん
 70歳以上優勝の安達さん

最後に、石山駅前の焼き肉屋:麗門での京大OBエイト懇親会に飛び入りで参加させて頂きました。
ボート談義に華を咲かせて帰路につきました。

以上

快晴の荒川で気持ちよく乗艇

今日は戸田にゆき、荒川で乗艇した。

ネットの天気予報では北西の風:3~4mと、強めに吹く予想だったが、実際には2~3mで穏やかな風だった。
昨夜は雨が強めに降り空気中の塵など流し落としたのか、今日は朝から快晴だった。
荒川の水も濁りが治まり、澄んだ綺麗な水になっていて、気持ちよく、乗艇出来た。

今日のメニューは、往路はアップの後、秋が瀬迄、B1 UT漕。ハイフェザーを意識して漕いだ。

秋が瀬折り返し後の復路は、今週末のHead of the Setaに備えて、3.2km漕を2本実施。レストはHOSに合わせて1分程度とした。

  • 1本目:秋が瀬鉄橋→外環自動車道 3.2km。SR21~22の低めレートでDPS重視で実施。(静水換算で、2'24"9/500m, SR21.9)
  • 2本目:外環自動車道→競艇場前のリバーステーション 3.2km。SR23~24で入り、徐々にレートを上げて艇速重視で実施。(静水換算で、2'16"8/500m, SR25.5)

下げ潮の順流の中、北西の順風にも恵まれ、スイスイと気持ちよく漕げた。

HOSでは、序盤はSR24辺りから入り、体が温まってきたら、徐々にレートアップしようと思う。

因みにHOSマスターズ部門優勝者好記録を見ると以下の様な記録がある。
HOSのコースを片道3100m(往復6200m)と仮定した場合の平均艇速も参考までに記す。

  • 50歳以上M1X: 2017年 竹内 27'03", ave,2'10"9/500m
  • 60際以上M1X: 2010年 安達 28'19", ave.2'17"0/500m
  • 一般W1X: 2017年 大西 28'30", ave.2'17"9/500m (参考まで)

私自身、2010年、50歳の時に27'23"を出したが、59歳の今はこのタイム/艇速は出せない。
という事で、2010年の60歳以上M1Xの安達さん(当時64歳)の記録:28'19"を切る事を目標にしようと思う。

<写真>
 8時29分、岸蹴りへ。水温は15度程度まで下がり、冷たく感じた。水位は下げ潮。1.6mAP@笹目。(上から6段目がギリギリ干上がっている)
 8時30分、岸蹴り。
 9時26分、秋が瀬到着。水温15度弱。水の濁りはほぼ完全に解消。
 10時08分、揚艇へ。水位は1.1mAP@笹目

<動画>
20191112 1X@荒川 W Up (FW, CW, 一本漕ぎ、P10, SS)
https://youtu.be/RWLrxIFXXSc

20191112 1X@荒川 (B1 UT 笹目~大曲)ハイフェザーにフォーカス
https://youtu.be/P6irdJ82D1M

20191112 1X@荒川 (B1 UT 大曲~秋が瀬)
https://youtu.be/PtFuT1a8fnk

20191112 1X@荒川 HOSシミュレーション (秋が瀬~外環、外環~リバステ)
https://youtu.be/t6vc_NMQGvQ

20191112 1X@荒川 揚艇&土手越え陸送
https://youtu.be/sfXt3mFLhlE

以上

東日本選手権、大学生に勝てず

 予選、700m地点付近

今回は、久々に大学生など現役選手が参加するシングルスカル一般レースに参加した。
もともとはWMG60'sのメンバーで付きフォア乃至は無しフォアに参加しようと考えたが、クルーが揃わない為、シングルスカルに参加した。
この結果、11月は毎週末、レースに出場することになった。(東日本以外は、マスターズのHead Race)

レースの結果などは後述の通り。

結論としては、予選及び順位決定戦共に大学生を食う事は出来ず、最下位に終わった。
タイムは、初日は逆風で8'46"、二日目は若干逆風気味の横風で8'43"だった。
このレースに向けた乗艇トレーニングでは、2000m無風換算で8'43"相当の艇速を出していたので、ほぼ日頃の練習通りのパフォーマンスが出たということだ。

今回、レース中盤は、少し高めのSR30で漕ぎ通した。

筋持久力的にはまだ余裕があったが、心肺系の持久力が限界になり、これ以上高い出力を維持するのが難しかった。

漕技に関しては、日頃の練習通りの漕ぎが出来た。

やはり、大学生に比べると、59歳の高齢スカラーは最大酸素摂取量に代表される心肺系機能が老化して衰えている模様。

今回、日頃の練習通りの漕ぎが出来た訳だが、大学生には歯が立たなかった。
レースは競い合い、そして良いパフォーマンスを出した時に勝てないと面白くない。
今回は良い経験になったが、今後は、マスターズレースに専念しようと思う。

以下、二日間の記録及び写真など。

11月9日(初日)=予選

スタートして直ぐに逆風を感じたが、それ以降は1000mまでは、さほど逆風を感じなかった。
200m辺りまでは隣の2レーンの選手の気配を感じたが、500mを過ぎてからは、視界には他艇は全く入らなくなった。
レート30超の高めをキープして先行する他艇を追うつもりだった。
しかしながら、レース後に記録を見るに、2Q以降も差を広げられていた模様。
特に、12500m地点通過以降に強めの逆風を感じた。
1900m地点を通過する前に、トップクルーのゴール音が聞こえた。

レース記録は以下の写真に示すとおり:
 予選レース結果。8'46"(逆風)で最下位。後半のタイム落ちが大きかった。
 M1X 予選記録一覧 出漕26クルー中の22位(8'46")
W1X 予選記録一覧 女子TOPタイムの8'56"には勝てた。(^^)/

レース中、Q毎のペース、レートは以下の通り(GPS SpeedCaochデータより)

  • 1Q: 2'03.3, SR34.0, DPS 7.216m
  • 2Q: 2'11.5, SR30.7, DPS 7.401m
  • 3Q: 2'15.7, SR29.9, DPS 7.407m
  • 4Q: 2'15.2, SR31.0, DPS 7.156m
  • 2000m: 8'45.7 *公式記録:8'46.30*

帰宅後に、パルテ会の松尾さんから、私のレース中の漕ぎを撮った写真集を送って頂いた。
写真を見るに、キャッチレンジが少々短いものの、ブレードワークに関しては、いつも通りの漕ぎが出来ていた。
以下、写真の抜粋。

<予選レース中の写真、700m地点付近>

背面からの撮影:
 リリース。
 エントリー直前。
 腕引き。

側面からの撮影:
 腕引き。
 リリースに向けフォロースルー&タップダウン。
 リリース(ブレード離水&フェザーターン)左手ハンドルを右手ハンドルより前に位置するため、左手のグリップは浅めとしている。この結果、フェザーターンでは、フィンガーターンだけでは90度フェザーターンできないので、手首も併せて使っている。(右手の手首は左手ほどは使っていない)
 ハンズアウェー

11月10日(二日目)=Final-D

 9時24分。岸蹴り前の戸田コース。(快晴)
二日目は、何とか大学生スカラーを1艇でも食うことを目標にした。
また、レース後半のタイム落ちをなくすべく、レース前半では無理せず、後半勝負と考えた。
風向風速は、岸蹴り時には北北西2~3mの風が吹いていたが、アップ中に風向きが少し東よりに変化し、北北東の風となった。
Final-Dは、予選タイムで19位から24位までの6名。私は22位。(24位のスカラーは棄権し、5杯レース)
何とか順位を上げようと考えた。
スタートしてハイピッチ後、100m過ぎで、2レーンと6レーンの背中が見えた。また、4レーンのスカラーが100m過ぎでミスオールして大きく後退。
ということで、250m付近では3名の背中が見えた。
これは、何名かを食えると思った。
しかし、4レーンのスカラーは挽回すべく凄い勢いで過ぎ去った。
また、6レーンのスカラーもコンスタントが強く、500mまでに徐々に抜かれた。
2レーンの背中だけは1000m辺りまで見えていたが、1000m辺りで抜かれて、視界から他艇が消えていった。
それでも後半粘って差し替えそうとトライしたが、逆にじわじわと離された模様。
結局、二日目も最下位でゴール。全体順位で一つ順位を落として23位で終了した。

 Final-D レース結果。8'43"(前半;斜め逆風、後半は略横風)で最下位。後半のタイム落ちは小さくできたが、前半が遅すぎた。

レース中、Q毎のペース、レートは以下の通り(GPS SpeedCaochデータより)

  • 1Q: 2'06.9, SR33.3, DPS 7.167m
  • 2Q: 2'12.4, SR30.0, DPS 7.577m
  • 3Q: 2'12.2, SR30.2, DPS 7.523m
  • 4Q: 2'11.3, SR31.8, DPS 7.171m
  • 2000m: 8'42.7 *公式記録:8'43.22*

帰宅後に、パルテ会の寺田さんから私のレース中の漕ぎを撮った写真集を送って頂いた。
以下、写真の抜粋。


<レース中の写真=パルテ会:寺田さん撮影>
1200m付近:
 リリース
 hands away開始
 forward序盤
 forward中盤
 forward後半

1400m付近
 forward終盤
 entry直前
entry&drive
leg drive

以上

干潮時の岸蹴り場パトロール

Head of the Jinduで持ち出したマイオールを、戸田の艇庫まで運搬した。
8時頃に戸田公園駐車場に到着。

干潮時に岸蹴り場をパトロール

荒川は、丁度、干潮時刻なので、直ぐに土手を越えて岸蹴り場へ。
朝8時の荒川水位@笹目は、0.8mAP。
岸蹴り場の8段ある石段の最下段の8段目が丁度干上がる水位。
以下の写真に示す通り、岸蹴り場前の川床の状況を視察した。
要点は以下の通り:

  1. 人海戦術による石段の上段の泥流しの成果もあり、石段には泥は残っていなかった。Good!
  2. 岸蹴り場の上にある河川敷草地に堆積した泥は、干上がって確り固まっていて、普通に歩くことが出来るようになっていた。
  3. 川床に堆積したヘドロは、ある程度流されていて、増水前に比べて5cm~10cmほど泥・砂が上積みされているが、ある程度硬く締まりつつあるので、川床を歩いても大きな支障は無さそう。
  4. 岸蹴り場前の川床は、インカーブ故、遠浅になっている。このため、写真に示す通り、上流から流れてきた流木やゴミなどが点々と沈下している。荒川水位が1mAP@笹目以下の時には着底している流木に注意する必要あり。
  5. 岸蹴り場石段の上流端前の川床にオワンボートが、船底を上にして沈んでいる。概ね水位1mAP以下になると船底が水面上に浮上する。水位1.3m以下(石段の上から6段目以下)で岸蹴りする際には、この沈船の存在に留意する必要がある。
  6. 上記以外には、岸蹴り場前のハザードらしきものは観察されなかった。
  7. 戸田岸蹴り場~秋が瀬鉄橋間の水路は、航行に関して、増水前と基本的に変わったところは観察されなかった。

 7時58分、干潮時の岸蹴り場の様子(水位=0.8mAP@笹目)
 一番下の泥が堆積しているところは上から8段目。泥・砂が5cm~10cm程度堆積している。また、石段の上流端の河床に沈没したオワンボートの船底が見える。
 8段目に堆積した泥の様子。流木も見える。
 オワンボートの船底。0.8cmAPの水位で船底が水面から10cm程度干上がっていた。
 岸蹴り場の上流側にある石段。石段には泥はなく使えそうだが、河床には流木やゴミが見えた。
 河床に見える沈下木やラジカセ
 こちらは岸蹴り場前の河床。流木が見える。恐らく、岸蹴り場前の川床には流木などが、こんな感じで点在していそう。冬場は、川床が大きく干上がる(笹目水位で0.4mAP以下)のは夜中なので、日中に川床が干上がる春先に川浚いで流木を撤去したい。

シングルスカル乗艇(秋が瀬往復)

岸蹴り場のパトロール後、急ぎ着替えてシングルスカルで荒川に出艇。
8時半過ぎに岸を蹴ったが、水位は0.8mAP。
川床に流木が点在していることを念頭に、注意して沖まで艇を運んだ。
岸を蹴った時が下げ止まりで、その後、徐々に上げ潮。
今日のメニューは、B1 UT(SR17以下)と2000m試漕。
緩い上げ潮と川本来の流れが打ち消し合い、川の流れは殆ど無く静水。
一方、北西の風が2mほど吹いていて、往路は逆風、復路は順風だった。

明後日から戸田コースで開催される東日本選手権の2000mレースに出漕する。
この準備として、軽めの負荷で2000m試漕を行った。
大曲スタートで下りに向けて実施。
要領は1Qをレースペース、中盤1000mはレートをSR26~27に落として楽に巡航。4QはSR30までレートを上げてレースベースで漕ぐ形。
北西の順風下で行えたので、まずまずの艇速が出せた。

明後日の東日本選手権、大学生とのレースが楽しみだ。

<写真>
 8時37分、シングルスカルで荒川に出艇。この時の水位はも0.8mAP。水位は浅かったが、特にトラブルなく岸蹴りできた。
 9時32分、秋が瀬到着。水温15度。水の透明度は大分改善した。
 10時20分、揚艇前。水位が1.0mAPまで上昇し、8段目の石段は水中に没していた。(上げ潮で、岸蹴り時より20cm程度水位上昇)岸蹴り場上流端にああったオワンボートは水没して見えなくなっていた。
艇庫到着。

以上