先週は台風影響を勘案し、日曜日の淡青会エイト乗艇は中止としたので、2週間ぶりの淡青会エイト乗艇。
7月末の梅雨明け以来、関東地方は猛暑が続いている。
朝8時には強い日差しで、朝から猛暑になっていた。
ただ、川の水温は29度程度で、陸上の道路上の35度に比べれば、大分マシだ。
という事で予定通り、秋が瀬往復のエイト乗艇を実施、
今回もクルーの漕ぎをFBするためにGoProカメラで動画を撮影した。
B-sideの漕ぎを見る為、#7番のリガーにカメラを取り付けた。
今回、これまでと少しW.Upメニューを変更。Catch work後、これまでP@F UT漕20本を入れていたが、これをP@Fの1本漕ぎに入れ替えた。
この結果、ブレードリリース後のPauseや、フォワードのユニフォミティ―が少し改善出来た。
本メニューは先々週と同じ。P@F付きB1 UT漕とB4 2000m漕。
今回は、岸蹴りの少し前に満潮となっていて、岸蹴り以降は下げ潮の潮流。
という事で、往路は逆流。復路は順流。
前述の通り、W.UpでP@Fの1本漕ぎ技術練習を入れた成果もあり、バランスは総じて安定していた。しかし、時折、動きがズレてキャッチ前にカクっと傾くことがあったので、今後改善したい。
また、週1回、WMG60'sのクルーとの乗艇に比べると、やはり水中のドライブが弱く1本1本が重たい感触は否めない。やはり、ボートは体力競技だ。
今回撮影した動画と、そのFBを記す。
#B: Every Strokeブレードを見ながら漕いでいる。このため、ミドルからフィニッシュに掛けて上体がアウトサイドに傾いている。フォワード時にアウト側に傾いた上体をセンターに戻すう動きが入る。この結果、ブレードリリース後、フォワードに掛けて艇がS-sideに傾ける力が加わる。これを防止するには先ず、ブレードを見ず、まっすぐ前をみよう。
#2: 若干、上体がアウトサイド側に傾いている。このため、GoProカメラには、#Bの上体が#2の状態の陰に隠れて殆ど見えない。体幹はキールセンター乃至は若干インサイドに傾けよう。
#3: リカバリーを高く返している点はGood。しかし、キャッチ前のブレードスクウェアリングのタイミングが遅く、フォワードエンドでブレードスクウェアが未完成となっている。スクウェアはハンドル爪先で完成させたい。
#4: 低レートUTのP@Fは、本来、ハンドルがお腹に当たった位置で止まる様にしているが、#4はハンズアウェー後のハンドル膝前でPauseを取っている。W.Up時の1本漕ぎはPause位置が合っていたが、その後のUT漕ではPauseの位置が間違っている。また、forward中に腕が力んでしまっているため、ハンドルの円弧運動に上体が振られて、上体が左右に揺れている。
#5: 分漕の4人漕ぎでは確りシートを前に出し、両膝を開いて大きくキャッチで伸びる事が出来ている。しかし、両舷で漕ぐ際にはバランスを崩すのを恐れる為か、シートレンジが3/4程度に留まり、キャッチ角が十分取れていない。
また、P@FのPause位置が、ハンドルがお腹に当たった位置で止める事ができず、5㎝ほどハンズアウェーした位置で止まっている。
尚、リカバリーはもう少し高めに返したい。
#6: ハンドルのグリップ位置が若干内側にずれている。アウトハンドは小指をグリップエンドに引っ掛けるなどして持つようにしよう。また、インサイドハンドはインサイドグリップの真ん中あたりを持とう。
#7: P@FのPause位置はハンドルがお腹に当たった状態で止まるようになっている。OK.
<動画と写真>
2019 08 04 LBRC8+ W Up 4人漕ぎ
- #5は分漕時にはキャッチで大きく前に伸びる事が出来るが、両舷で漕ぐとシートスライドが25%程短くなってしまう。両舷でもフルレンジまで伸びよう。
2019 08 04 LBRC8+ W Up finish work
https://youtu.be/2Grdj_MIRsw
2019 08 04 LBRC8+ W Up catch work
https://youtu.be/-eDjet8PPHI
2019 08 04 LBRC8+ W Up P@F 1本漕ぎ
- #4と#5はPauseの位置をハンドルをお腹に当てたところで止めよう。現状は5cm H/Aした後で止まっている。
2019 08 04 LBRC8+ P@F UT 往路
https://youtu.be/4RUqN9o9O50
2019 08 04 LBRC8+ 2000m P@F UT漕(秋が瀬→大曲)
https://youtu.be/2C-MvhcV7BE
2019 08 04 LBRC8+ RP10本 x 2
https://youtu.be/PEpH5GoEWxg
2019 08 04 LBRC8+ B4 2000m漕
https://youtu.be/VXmiDWZr7wA
2019 08 04 LBRC8+ 乗艇終盤の1本漕ぎ
- #4は、H/Aした後、ハンドル膝前で動きを止めている。Pauseの位置をハンドルをお腹に当てたところで止めよう。
以上