Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

2000mTT観戦後、荒川でスカル乗艇

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代表選考の2000mTTは9時前に全て終わった。
折角、戸田に来たので急いで着替え、荒川でスカル乗艇した。

荒川は昨日の大雨で少し増水して、水が少し濁っていた。
流れが速いかと思ったが、さほどではなかった。
ただ、水位がいつもより20cmほど高いので、笹目橋より下流の垂直護岸の水域では、ウェイクが立てた曳波がなかなか消えなかった。

9時頃までは北西の風が2mほど吹いていたが、荒川で漕いでいる途中で風が止み、ほとんど無風になった。

このため、笹目橋より上流ではフラットな水面で、気持ちよく漕ぐ事が出来た。

秋が瀬で計測した水温は11.3度。先週より1度程度水温が上がった。

秋が瀬で折り返し後は順流。
流れがあるので、GPSスピードコーチの示す艇速は気持ちよく上がった。
復路のUTは平均で2'20"/500mを切る艇速が表示された。

今日の笹目~秋が瀬往復でのP@F付きUT漕の平均艇速は以下の通り:

2'32.2/500m, SR17.4, DPS 11.388m

フィニッシュのブレードリリース時に脱力してブレードをクリーンにリリースする様に意識した。
こうすることでブレードリリース時にバランスが安定し、リカバリー中にブレードを高く返して擦らない様にすると、気持ちよく艇が進んだ。

笹目橋通過後は、先週同様、パドル3+10本のB6を6セット実施。

復路は一度もウェイクに遭遇せずに良いコンディションで漕げた。

順流なのでGPSの艇速は気持ちよく上がった。

レースペースの短漕でも、UT同様に、リリース時にクリーンにブレードを離水し、ハイフェザーしてリカバリーすることを心掛けたところ、ドライブが軽くなり、艇の進みが良くなる様に感じた。

<写真>
 9時19分。岸蹴り。
 10時13分。秋が瀬到着。
 秋が瀬の水温:11.3℃。大雨で水が少し濁っていた。
 11時02分。揚艇。

以上

日本代表選考2000mTT観戦(二日目)

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今朝は、戸田コースで日本代表選考の2000mTTを観戦した。

今日は北西2~3m程度の追い風が吹いていた。
水面が風浪で若干チャプチャプしていたが、上手い選手は返しを高くしてリカバリーで水面をすらない様に上手く漕げていた。

2000mTTは、3レーンと4レーンを20秒間隔で交互にスタートさせる形式。従って、600m付近で定点で観戦した。
漕ぎを見た感じでは、男子オープンは荒川選手、男子軽量級は佐藤翔選手が、順風を利して高めのレートでグングンドライブして艇を運ぶ素晴らしい漕ぎをしていた。
佐藤選手は、昨年秋辺りからやや漕ぎが小さくなって調子を落としていた様に見えたが、今回の2000mTTは本来の漕ぎ、強さを取り戻した模様。

2000mTTの結果は以下の日ボHPに掲載されている。
https://www.jara.or.jp/kyoka/current/2019Senior_U23NationalTeamFinalSelection2000TTResults(0312).pdf

各部門のトップタイム選手は以下の通り:

  1. 男子シニアオープン:荒川選手。1本目:7'20.8、2本目:7'05.2、2本平均:7'13.0。2番手:桜間選手との差は約10秒。
  2. 男子シニア軽量級:佐藤翔選手。1本目:7'19.0、2本目:7'11.3、2本平均:7'15.2。2番手:武田匡弘選手との差は約2秒。(今日実施された2本目は約4秒差)
  1. 女子シニアオープン:榊原選手。1本目:8'14.1、2本目:7'58.9、2本平均:8'06.5。2番手:米川選手との差は約2秒。
  2. 女子シニア軽量級:上田選手。1本目:8'09.5、2本目:7'57.7、2本平均:8'03.6。2番手:山領選手との差は約2秒。


 8時26分。600mを通過する男子軽量級一番手の佐藤翔選手。パワフルな素晴らしい漕ぎをしていた。
 500mの橋の上から見たTT。3レーンと4レーンを使って交互にスタートさせて追い越しが発生した場合でも抜かれる選手がレーン変更をする必要が無いようにしている。

 20秒間隔でランニングスタートしているので、スタートを100m地点とし、ゴールは2100m地点としている。

以上

TT延期につき、艇整備

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昨日、朝早く家を出て、朝8時から予定されていた日本代表タイムトライアルを観戦に行った。
しかし、爆弾低気圧悪天候で14時からに繰り下げとなった。
朝早起きして戸田に来たが、悪天候ではやむを得ない。

午前中の日本代表選考タイムトライアルが無くなり、時間ができたので、久しぶりにシングルスカルの船底クリーニングを行った。
ラビングコンパウンドで船底の汚れや細かい擦り跡を磨き落とした。
2007年の艇なので、気付かない内に、小さなエクボが3ヶ所ほど見つかった。
まあ、エクボは艇速に影響するほどのものではない。
また、春になったのでSRDシューズの防寒用トーカバーも外した。

 ホワイト車用ラビングコンパウンド
 コンパウンドで汚れを落とした舳先
 船底

 よく見ると、船底に極小さなエクボがある。
 船底クリーニング完了。

 SRDシューズに取付けた防寒用トーカバー。春になり、暖かくなったので不要。
 トーカバーを外したシューズ。
 外したトーカバー。

以上

荒川は春の陽気

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今日は、週に一回の淡青会エイトの乗艇練習。
風が殆んど無く、穏やかな荒川の水上。
陽射しもあり暖かく、少し暑さを感じる程だった。

先週まで戸田ロングレースの距離:3000m漕を行ってきたが、今回から、レースシーズンに向けて1000m漕と500m漕を取り組み始めまることにした。

昨日、春一番が吹くなど、暖かくなり、タイツを履かなくても寒さを感じなくなった。
タイツを履かずに漕ぐ者が多くなったこともあり、今日のクルーはシートレンジがグンと伸びて、キャッチレンジが大分伸びた。

コンディションが良く、水面がほぼフラットだったこともあり、これまでより安定した漕ぎが出来た。

今日の荒川は、朝8時頃に満潮。
乗艇中は下げ潮。

W.Up後のP@F付きUT漕の艇速は以下の通り:

  • 往路(逆流):Ave.2'27"/500m, SR17, DPS 11.9m
  • 復路(順流):Ave.2'12"/500m, SR17, DPS 13.3m

P10本の短漕は、SR30で1'42"/500m, DPS 9.9mの艇速が出た。

1000m漕(順流):Ave.1'54"/500m, SR25, DPS 10.4m

500m漕(順流):Ave.1'45"/500m, SR30, DPS 9.4m

<写真>
 8時37分。出艇前のリギング調整 荒川水位@笹目:1.83m, 気温11℃
 8時51分。岸蹴り。 荒川水位@笹目:1.50m, 気温12℃
 9時46分。秋が瀬到着。
 COX=金子さん

以上

2週間ぶりにErgo

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今日は2週間ぶりに自宅でErgoトレーニングを実施。
メニューはファルトレク60分漕。

朝から弱い雨が降り、気温は10度程度。
低気圧が通過しているため、気圧が低く、いつものDrag Factor135をセットするためにレバー位置を5.25まで上げた。(前回は4.75)

この2週間、シングルスカル乗艇4回、エイト乗艇1回と、乗艇トレーニングが続いたため、久々のErgoはドライブの感触が重く感じられた。

湿度が高かったため、汗が結構出て、体重はトレーニング前:81.65kg、トレーニング後:79.95kgとトレーニング前後で700g現象した。
80kgを切ったのは11月末以来。

今日は雨天で花粉の影響は殆ど無かったが、まだ、3月上旬であり、花粉のピークはこれから。

3月一杯はErgoトレーニングを継続する予定。

以上

3か月ぶりの1X荒川出艇

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今日は久しぶりにシングルスカルで荒川に出艇した。

元々はコースで漕ぐ予定だったが、テレビ撮影でコースが閉鎖されていたので、荒川に変更。
今日は陽射しも強く、気温が上がり、少し汗が出るほど暖かだった。
水温は岸蹴り場前が12.5度、笹目12.5度、大曲10.3度、秋が瀬10.0度。
3月初旬になり、漸く荒川の水温が10度を越えた。
今後はコンディションの良い荒川での乗艇に切り換える予定。

今日のP@F付き低レートUT漕の艇速:

  1. 笹目→大曲: Ave.2'47.4/500m, SR18.5, DPS 9.952m (斜め逆風、逆流)
  2. 大曲→秋が瀬:Ave.2'55.6/500m, SR17.3, DPS 9.914m(逆風、逆流)
  3. 秋が瀬→大曲:Ave.2'20.4/500m, SR17.3, DPS 12.475m(順風、順流)
  4. 大曲→笹目:Ave.2'21.9/500m, SR17.9, DPS 11.812m(斜め順風、順流)

12月、1月、2月とエルゴばかり漕いでいたので、手の皮が薄くなり、スカルを漕ぐと手にマメが出来て少々手が痛い。

復路の笹目から下流でパドル短漕10本 x 6セットを実施。
概ねレート32程度で漕いだ。
少し強めの横風の中で漕いだが、腕や上体が力んだ。
押し切りとリリースを分離して、リラックスしてブレードを離水し、フォワード中のブレードを高めに返して力みなくハイレートを漕げる様にしてゆきたい。

今日の午前中は、さほど花粉は舞っていなかった。明日が酷そう?

そうそう、今日は日本代表候補のスカラーが沢山、荒川に出艇していた。

 9時13分、岸蹴り。水温12.5℃
 10時07分、秋が瀬到着。
 水温10.0℃
 10時36分、復路笹目橋通過。水温12.5℃ (笹目橋上流で、下水処理場の処理水が流れ込んでいるため、合流地点より下流は水温が高い)
 笹目橋橋梁の整備工事が行われていた。
 10時56分、揚艇。
 日差しが強く、汗が出た。

以上

戸田ロングレースと叶谷先輩お別れ会

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今日は午前中、戸田ロングレースに出場、昼からは学士会館で開催された東大漕艇部OB:叶谷先輩のお別れ会に参加しました。

戸田ロングレース、60歳以上エイトで2位

今年も戸田ロングレースに出場した。
戸田コースで1500mを往復するタイムレース。
このブログにも掲載した通り、2月はこのレースに向けて荒川で3回練習してきた。
出場したカテゴリーは、クルー平均年齢60歳以上のV3クラス。

昨年は、我々のクルー平均年齢が60歳未満だったのでV2クラスでの出場だったが、V3クラス優勝の三菱ボートクラブとのタイム差は約30秒だった。

という事で、最大のライバルは昨年優勝の三菱ボートクラブ。

我々が1番スタート、三菱は2番スタートなので、三菱の背中を見ながら漕ぐ形となった。
スタートして直ぐは目標とした巡航レートの25で漕いだが、少し逆風だったこともあり、500mほど漕ぐとペースが2分/500mを超過し、後続の三菱クルーに差を詰められた様に見えた。これでは勝てないと思い、少しレートを上げてペースアップを試みた。
しかし、逆風に対してやや苦手意識があるためか、ドライブが鈍くなり徐々に艇速が悪化、中盤は2'05"/500mまで落ちて、三菱クルーに差を詰められた。
折り返しでは、三菱の後でスタートした高校生舵手付きクォードが追い付いてきたので、我々は復路の5レーンを高校生に譲り、6レーンに入った。
スタートの時間差が30秒で、100m以上あるので正確な差は肉眼では把握できないが、復路ではパッと見た感じでは相手を少し引き離した様に見えた。
しかし、ゴール後にレース結果を掲示板で確認したところ、約13秒の差で三菱に負ていた。残念!
 スタート順に記載された結果。淡青会は12:10.1、三菱は11:56.9。
負けたことと、12分(平均ペース2:00/500m)を切れなかったことが残念。
しかし、三菱クルーとのタイム差は、昨年は約30秒差に対して、今回は13秒と半減することが出来たのでヨシとしよう。

V3エイトのレースは午後にもあり、V3クラス全12クルー中、我々淡青会は2位だった。
 2019年戸田ロングレース V3クラスの結果。
戸田ロングレース結果:
file:///C:/Users/yuji_/Documents/ボート関係/レース&練習関連/H31年度/戸田ロングレース/2019todalong_result2.pdf

我々淡青会Fはこの1年間のトレーニングで確実に実力が向上している。
全日本マスターズレガッタに向けて、よい練習を積み上げ、次こそ三菱クルーに雪辱しよう。
 レース後の淡青会クルー

東大漕艇部OB:叶谷先輩お別れ会に参加。

戸田ロングレースの後、着替えをして戸田コースを後にして学士会館へ向かった。
12時過ぎから学士会館で、東大漕艇部OBの叶谷彰男先輩のお別れ会が開催され、これに出席した。
叶谷先輩は、東京大学漕艇部のOBで、卒業後も東大漕艇部のコーチや支援者として長く貢献された方。また、就職した富士製鉄(その後、新日本製鉄)では、釜石製鉄所のラグビー部創部に貢献し、釜石ラグビー部が全日本選手権で7連覇した時のラグビー部長を務められていた。
といことで、今回のお別れ会は東大漕艇部OBと釜石ラグビー部OBの共同開催となった。
叶谷先輩のお陰で、近年ご無沙汰していた東大漕艇部OBの面々にお会いする事ができ、楽しいひとときとなった。

 参加した東大漕艇部OBで記念写真。
 頂いたライトブルーの風呂敷

以上